野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ギギーの新曲A lesson about sound

土曜日に福岡市美術館でピアノのコンサートを控えているので、今週は自宅でピアノを練習するために予定を入れていない。ピアノを練習すると同時に、事務作業や家事をする。今日は、トイレや台所などの床磨きをいっぱいやって、気持ちがすっきりした。掃除はいい。

 

イギリスに「しょうぎ作曲」の楽譜を発送するのだが、FEDEXの事務手続きが意外にややこしく、カスタマーサービスセンターに電話したり、イギリスに問い合わせたりして、おおよそ書類はつくったものの、まだ発送できず。うーむ、大変。

 

福岡市美術館でのコンサートに向けての準備していると、5月26日のコンサート「ピアノの本音」のために、インドネシアの作曲家のGardika Gigih Pradiptaから新曲「A lesson about sound」の楽譜が送られてきた。ギギーの新曲は、普通のピアノにはない超低音が含まれている。5月26日の会場であるStimmer Saalには、97鍵のベーゼンドルファーのインペリアルというピアノがあるので、可能なのだ。ギギーの曲を練習し、福岡市美術館の曲を練習し、「十和田十景」も弾く。

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Elliott Sharpアメリカの作曲家/即興演奏家/ギタリスト)の新しく出た本IrRational Musicが届く。回想録のような感じの本。ElliottのSpring & Neapという曲を演奏したのが1996年。ぼくの鍵盤ハーモニカのグループP-ブロッのためにElliottが新曲Bubblewrapを書いてくれたのが、1997年。彼の音楽の話をこうして色々読めるのは嬉しい。

 

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