野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所7日目

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)での城崎国際アートセンターでのレジデンス7日目。

ダンストークの千代さん、橋本さんと、JACSHAで、打ち合わせ。お互いの活動をシェアして、明日のワークショップに向けての相談。今日の千代さんの名言は「自分の骨格を受け容れる」。自分の身体の特徴を個性としてダンスをすること。それは、見方によっては、欠点や短所にもなり得るが、長所や個性として接する方が、はるかに幸せ。

午後、出石に出かけ、車で移動の道中に、コウノトリを目撃することもでき、近畿最古の芝居小屋という永楽館(昨年公演もさせていただいた)を見学。ここの舞台上で、みんなそれぞれの土俵入りをする。沖縄からの来客である小川くんの土俵入り、アートセンターの橋本さんの土俵入り、どちらも横綱土俵入りってこんなんだったっけ、と、うろ覚えでやってみた土俵入りで、それぞれの個性が出ていて良かった。車内で、色々な興味深い議論もあり。

注文していた「日本相撲大鑑」という本が届く。詳しいし、短いが「相撲と芸術」という章があり、興味深い。「相撲と音楽」の項目も面白く読みました。

温泉に行った後の深夜11時からピアノの稽古。深夜に音が出せるのも有り難い環境。ピアノの演奏に合わせて、ピアノを弾いていない人が四股など相撲の動きをするのも、とてもよかった。21日のコンサートも楽しみ。

日本相撲大鑑

日本相撲大鑑