野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

今日は2回公演

本日は、ディディエ・ガラス「ことばのはじまり」が14時と19時半の2公演でした。昼公演は、客席に子どもが多かったので、反応が色々あって面白かったし、夜公演は、今までの公演の中で、最もお客さんのレスポンスがよく、笑いが多く、そのエネルギーを舞台の俳優/ダンサー達も受け取って、相乗効果を生み出していました。

2つの公演の合間に、大阪での鉄道芸術祭の打ち合わせ。駅名を網羅した小品集「京阪電車」をワークショップなどを経て作曲する構想が立ち上がりつつあります。

明日は、いよいよ「DV撲滅ソング〜DVカルタを歌にした」草柳和之作詞/野村誠作曲の世界初演が東京であります。東京の方、是非どうぞ。

京都では、「ことばのはじまり」です。「ことばのはじまり」7日の公演は、チケット完売で当日券ごく僅かのようです。8日の公演は、まだチケットあるようです。

野村誠作曲
「DV撲滅ソング〜DVカルタによる」
=全4曲、演奏時間約12分= 《初演のご案内》
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セプテンバー・コンサートは、音楽で平和への願いを伝えるために、9.11前後に全国で開かれるつどいです。今回、JICA東京の会場にて、驚異の新作歌曲が初演されます。心理臨床家・草柳和之〔右下に紹介〕が制作したDV問題啓発ツール「DVカルタ〔注?〕」の句を歌詞として、世界的に活躍する作曲家・野村誠〔注?〕が音楽をつけました。DVカルタは被害者にとって待望の内容で、DVの様々な局面をユーモアと凝縮した言葉で結晶化し、思わず手をたたきたくなる面白さがあります。それを歌詞として並べて、メロディーと伴奏をつけたらどうなるか!?。歌詞内容は深刻にもかかわらず、音楽は明るく時に大胆、シュールだがおかしい、このミスマッチが実にディープな音楽体験へと誘います。題して「DV撲滅ソング」、草柳による野村氏への委嘱(作曲依頼)は2作目です(1作目は〔注?〕)。
ぜひ多くの方にご参集いただき、家庭から平和を実現していくことに思いをこめながら、お聴き下さい。

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〔日 時〕2014年9月7日(日)pm1:30頃より、約15分〈入場無料〉
→JICA東京会場のセプテンバー・コンサートはpm1:00〜5:30

〔会 場〕JICA東京国際センター・体育館:渋谷区西原2-49-5(京王線幡ヶ谷駅8分)


〔出 演〕
●ヴォーカル・歌詞執筆=草柳 和之(大東文化大学講師)
●ピアノ伴奏=米永 志奈乃(AR-DENピアノ音楽教室主宰)

〔主 催〕NPO法人・国境なき楽団:Tel.03-5790-9846 

〔内容問合せ先〕メンタルサービスセンター:Tel.03-3993-6147、070-5016-1871
〒176-8799 練馬郵便局留