ジャワ・ガムランに関する本が、イギリスで出ております。これが、大変詳しい。
A Gamelan Manual: A Player's Guide to the Central Javanese Gamelan
- 作者: Richard Pickvance
- 出版社/メーカー: Jaman Mas Books
- 発売日: 2006/03/30
- メディア: ペーパーバック
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イギリスは、ロンドンのサウスバンクセンター、ヨーク大学など、多くのガムランがあります。ヨークでは、長年Neil Sorrellが教えていました。British Gamelan Trailというプロジェクトがあり、イギリスでガムランが広まった足跡を辿るドキュメントを行っていて、56のインタビューを行っているのです。その中には、民族音楽学者、特別支援学校の先生、作曲家、演奏家、舞踊家など、様々な立場から、ガムランとの関わりを語っているのです。
http://www.sea-arts.net/projects_british.html
その全てのインタビューは、以下で見ることができます。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL09C11B5DA2B94501
この中から、ヨークの作曲家John Jacobsのインタビューを見つけました。彼と出会ったのは、1994年。ぼくがヨークに留学した頃に意気投合して、一緒に即興演奏をしたりしましたし、ぼくの作品でもトランペットを演奏してもらいました。95年に行った神戸の震災のためのコンサートでも、トランペットを演奏してくれました。彼は、現在では優れたガムラン作曲家になっています。彼が、ソロに留学していた時に、ワヤン・サドラのグループと関わり、トランペットを演奏したりした話などもあります。興味深いです。
広島の展示について、やぶさんとミーティンングをしました。