砂連尾理さんとのリハーサル中です。1月10日/11日に、愛知大学にて「復興ダンゴ」公演を行います。(無料ですが要予約、申込みはこちらから)
http://aidaistp01.blogspot.jp/
今回の再演のための予告編(上田謙太郎の映像)は、こちら
2年前の初演時の予告編はこちら(砂連尾さんのインタビューもあります)
です。この作品は、特別養護老人ホーム「さくら苑」で続けてきた共同作曲から生まれたドキュメンタリー・オペラで、映像、写真、ダンス、ピアノから成るもので、愛知大学の吉野さつき准教授のコーディネートで実現した作品です。さくら苑での共同作曲の経緯については、大沢久子さんとの共著「老人ホームに音楽がひびく」(晶文社)に書きましたので、そちらを参照して下さい。
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震災と原発事故の直後に、現代日本の直面する問題にどう立ち向かえばいいのか、お年寄りに「どうしたらいいでしょう?」、「戦後の復興って、どうでしたか?」という質問をしたところから生まれてきた音楽であり、ダンスであり、ことばであるのですが、それから2年経った現在の我々の直面する現実を思って、新たにこの作品に対峙した時に、またお年寄りから預かった言葉が、また違った意味合いに見えてくる、聴こえてくるのです。