野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

エイブルフレンズフェスティバルーおおたか静流さんとのセッション

横浜の「象の鼻テラス」にて、エイブルフレンズフェスティバルに出演。鼓の今井尋也くんの主宰。彼が知的障害者の施設で、演劇を10年以上やっていたなんて、全く知らなかった。午前中は、シンポジウムでして、色々な人が出会うフォーラムでした。ぼくは、アーティストにしろ、障害者にしろ、過小評価されている。もっと色々できるけれども、今の環境では本来の力の1%しか出せていない。残りの99%を発揮するために、コーディネーター、ファシリテーターの仕事が重要になるが、そうした人が、我々の力量をこの程度だと思っていては、潜在能力を思う存分に発揮することができないですよ、と言いました。みんな、環境さえ整えて信じてもらえれば、実は、もっともっとできる力があるはずだと思う。

その後、ともだちの丘えんげき部の方々のパフォーマンスがありました。


午後のワークショップでは、本当に面白い歌ができました。唱え歌、メロディー、ハモリ、囁き、シャウト、コール&レスポンス、擬音語、ボケ/つっこみ、童謡、、、、色々な要素を盛り込んだ短い歌。パフォーマンスタイムで発表後、野村ソロ演奏。鍵ハモ吹き語り+ピアノ弾き語り。

その後、おおたか静流さんのワークショップの後、おおたかさんとのセッション。即興セッションと思っていたら、おおたかさんの持ち歌の伴奏を即興でする、ということになりまして、これが楽しかった。おおたかさんの声も、素晴らしかった。

東京に移動し、大田智美、松原智美、Heidi Luosujarvi

の3人のアコーディオニストとのリハーサル。いやぁ、3台のアコーディオンの合奏は、凄いサウンドです。明日の本番が楽しみです。