野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

「だじゃれ音楽」発祥の地

10月1日に、「音まち千住の縁」というプロジェクトがキックオフし、野村誠プロジェクトが始動しました。ぼくは、銭湯でお湯を演奏したり、湯船で歌う「湯船の音楽会」、そして、駄洒落と音楽で町と関わる「千住だじゃれ音楽祭」の二つのプロジェクトをやっていこうと考えております。「だじゃれ音楽」、「だじゃれ文学」、「だじゃれ美術」など、総合的に「だじゃれ芸術」を振興し、「だじゃれ管弦楽団」や「だじゃれ合唱団」を結成し、「だじゃれ音楽コンクール」を開催し、「だじゃれ音楽宣言」を発表し、「だじゃれ芸術アカデミー」を開講し、「だじゃれ音楽番組」を放送したりしたい。そして、千住を「だじゃれ音楽」発祥の地としようと考えております。

日本に一つしかない国立の芸大のキャンパスで、「だじゃれ芸術」の集いに、下町のだじゃれ好きが日々集う状況が実現できたら、愉快だなぁ。国立の芸大でやるアートに対して人々が抱きがちな先入観が、ちゃんと覆さ、本当の意味での21世紀に必要なコンテンポラリーなアート、人々の中から生まれてくるアートが展開できると嬉しいです。

そんなことを騒いでおりましたら、なんと千住には、地口行灯というものが江戸時代からあって、駄洒落は、もともと盛んだったとか。しかも、千住には11軒も銭湯があり、200m刻みに、次々に味わいのある銭湯があるのです。

地口行灯については、こちら
http://www.city.adachi.tokyo.jp/003/d10100034.html
http://www.city.adachi.tokyo.jp/003/d10100033.html
http://www.h-sekine.com/Templates/senju-jiguti-andon.htm

ああ、楽しみだなぁーーー。