野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

BankART School

8回シリーズの2回目。「21世紀の音楽論〜音大で教えない作曲講座」

今日は、日経新聞に動物との音楽の記事が出たので、「ズーラシアの音楽」の上映と、もう一度、上映しながら解説をしました。

それから宿題の「何かのCDを聴いて(冒頭部分少しだけでいいので)、それを自分なりの方法で楽譜化する」を見ていきました。これが、面白い。まずは、楽譜だけを見て、どんな音楽か想像。それを実際に演奏してみる。そして、それから、もとの音源を聴く。

デジタルな感じの楽譜があって、それは、編み物の図案みたいだ、と誰かが言う。ということは、編み物の図案を音楽にできる、ってことだ、と話が膨らみ、編み物の図案を曲にしてみよう、となる。逆に言うと、曲を編み物にもできるね。

立体の楽譜、土があって、そこに水を注ぐ、巻物風の色鉛筆で塗られた楽譜にパンチ穴があいている、詩のような文章の楽譜、音符と図が混在したり、単語帳のようなものに、イメージの単語が書かれている、・・・・・

結局、最後まで見られず、続きは来週に。

スクールなので、家庭訪問をしたいと思っています。卒業制作もしなくっちゃ。宿題は、もちろん。あとは、色んな係を作ったり・・・。