野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

David Hughesさん

イギリス最後の日。ロンドン。朝、ゆっくり寝て、体調、回復。エンリコと来年度の色々な話をして後、SOASへ行く。鹿倉さんの紹介で、民族音楽学者のDavid Hughesさんの民謡の会を見学。デイビッドさんは、日本音楽の研究者で、タイのアナン・ナルコン、日本の宮田まゆみさん、中川真さん、インドネシアのフランキ・ラデンなどなど、共通の知人もたくさんいることが発覚し、インドネシア語でも少し話をした。「瓦の音楽」や「世界のしょうない音楽祭」の話などもする。鹿倉さんは、長唄三味線の演奏で、「越後獅子」を演奏して下さり、それにデイビッド先生が三味線で合奏。

その後、リュックがこわれたので、代わりにリュックサックを購入して後、エンリコの仕事仲間の音楽プロデューサーのチャニーさん宅を訪ね、夕食に出かける。明日の出国に向けて、徹夜した方が、飛行機の中でよく眠れるのでは、と提案され、確かにと納得し、徹夜で事務作業をする。

大相撲の九州場所の千秋楽の結果が分かる頃は、空港かな。いよいよ帰国。