野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

えずこ星人モンゲンズ

最近は、朝食後は、紅茶い豆乳を投入して飲んでおりますが、意外に豆乳は合って美味しいです。そして、相変わらず、朝にピアノでモンポウとバッハを弾くのは日課になっていて、その後、ウィルフリッド・メラーズのモンポウの本を少し読んでから仕事に取りかかる、というのが、外出しない時の流れになっているのですが、メラーズの本を読み終えてしまい、仕方なく、メラーズのプーランクに関する本を読むことにしました。メラーズは、音楽学者で作曲家。「ビートルズ音楽論」という本が、日本語訳されていることでも知られます。ヨーク大学音楽学部の初代学部長でもあった方で、ぼくがヨークに住んでいた時には、既に退官されて長い時間が経っておられましたが、名誉教授で、お見かけしたことはありましたが、おそらくお話をしたことはなかったような気がします。今、思うと、声をかけておけば良かったと悔やまれます。

ということで、紅茶を飲みながら、仕事開始。2台ピアノのための「テキストのたね」の譜面を、10年前の吹奏楽を下敷きに作曲しておりますが、ハーモニーを微妙に変えたり、ちょっといじっておりまして、完成。譜面を送付。3月5日に、中川賢一さんとえずこホールで初演します。

広島市現代美術館のための2014年の「野村誠の音楽室」に関する原稿を頼まれていて、これもやらねばなので、書いております。2年半前の「スーパーがっきやね」をつくった時の感動を思い出しつつ、当時のブログなど参照。
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20140719

えずこホール所長の水戸さんと電話でお話。3月4日、5日の公演の件。門限ズ(えずこ星人モンゲンズウ)やりますよーー。即興セッションもあります。門限ズ以外にも、ピアニストの中川賢一さん、打楽器奏者の片岡祐介さん、俳優の柏木陽さん、ヒップホップのISOPPさん、ダンサーの山田うんさん、詩人の上田假奈代さん、美術家の藤浩志さん、他が集います。2月28日からの滞在で、アウトリーチや鍋の集いも計画中です。

Francis Poulenc (Oxford Studies of Composers)

Francis Poulenc (Oxford Studies of Composers)

Le Jardin Retrouve: The Music of Frederic Mompou 1893-1987

Le Jardin Retrouve: The Music of Frederic Mompou 1893-1987