2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
25絃の新曲を作曲中。9月9日に山本亜美さんにより世界初演。タイトルは決まっていて、《編む 継ぐ む》。作曲家の戸島美喜夫先生の音楽から着想を得て作曲に取りかかっているが、戸島先生への想いが強すぎて、何を書いてもダメな気がして、作曲が難航してい…
朝日新聞に吉田秀和の相撲評論が出ているとの連絡が入る。音楽評論家になるよりも相撲評論家になりたかったとのこと。お話を伺ってみたかった。 www.asahi.com 柳沢英輔著『フィールドレコーディング入門』を読了。柳沢さんには、今年の『ガチャ・コン音楽祭…
昨日、不知火美術館・図書館に、山下里加さんと坪池栄子さんが取材に来られていたのだが、ぼくは日田に行っていたため不在。せっかく熊本に来られているが、今日お帰りということなので、ランチをご一緒してお話させていただいた。仕事がオフの里村真理さん…
パトリア日田の15周年企画に向けてのリサーチ。九州は広いので、熊本県と大分県は隣接しているが、在来線と新幹線と特急を乗り継いで行く。 パトリア日田の及川さん、川端さん、パトリア日田から春日ふれあい文化センターに転勤の黒田さんとリサーチ。午前中…
25絃のための新曲をスケッチ中。フライヤーのためにタイトルを考えなければいけないが、方針がかたまってきて、ようやくタイトルが生まれてくる。タイトルは、《編む 継ぐ む》というもの。音を編むこと。「編む」は編曲の編でもあるが、様々なものをパッチ…
山本亜美さんのために25絃の作品を書く。昨日までは、戸島美喜夫の作品を見ていた。亜美さんは、戸島先生とお会いした時に、戸島先生がぼくのことを何度も語ってくれたことから、戸島先生のお宅で開催するホームコンサートに招待したいと、突然連絡をとって…
25絃の新曲の作曲。山本亜美さんの9月のリサイタルのためのフライヤーの入校が近いので、作曲ができていなくてもタイトルが決められるといい。戸島美喜夫の作品のアレンジを頼まれるはずが、作曲になった。だから、戸島先生の作品を吟味しないと、自分が書く…
里村さんと川尻オルタナティヴアートフェア(KAAF)を見に出かけた。世の中では、アートフェアという名前で、アクセサリーや陶芸などの工芸品の市をやっていることも多いけれども、ここにあったのは、現代アートの作品ばかりで、ほとんどの作品に価格が付けら…
今、メインで取り組んでいる仕事は3つあって、 1 びわ湖アーティスツみんぐる2022『ガチャ・コン音楽祭』の今年度の企画づくり 2 山本亜美さんのための25絃箏のための新曲の作曲 3 滋賀県立美術館での塔本シスコ展のための新曲の作曲 それぞれ、方針を考…
一年前の今日、熊本での生活を始めたので、ここでの生活も1周年。熊本の豊富な食材で料理を楽しめた一年だったし、自宅で落ち着いて作曲できた一年でもあった。一年目は熊本の気候を理解せずに畑はうまく活用できなかったが、その反省を活かして、今年は畑…
昨日に続いて、戸島美喜夫作曲の《ひざをまげて》の楽譜を浄書し、ピアノで弾いてみる。昨日の《木を植えよう》も独特の曲だったが、こちらも独特。3曲目の《木のみちしるべ》は浄書しないでも手書きの自筆譜でも演奏できそうだったので、こちらは、そのま…
山本亜美さんのための新曲作曲の準備として、戸島美喜夫作曲の《木のみちしるべ》 ーソロ・マリンバのための小品五題ー に取り組む。本日は、1曲目の《木を植えよう(タンザニアのわらべうた)》を自分で演奏するためのピアノ用に楽譜を浄書して、ピアノで…
里村さんの仕事がお休みで、ぼくも久しぶりのオフ。のんびりの一日。里村さんの休日ピアノに、林光の『ピアノの本』の連弾をやってたら、ぼくの曲が弾きたいとのことで、《相撲聞序曲》(2017)をやってみた。聴いているだけで体感できないことが、弾いてみる…
びわ湖・アーティスツ・みんぐる2022『ガチャ・コン音楽祭』のミーティング。 午前中は、近江鉄道の山田さん、福田さん、清水さん、びわ湖芸術文化財団の山元さん、福本さん、コーディネーターの永尾さんと、打ち合わせ。昨年度は、近江鉄道の車内放送を活用…
箏曲家の山本亜美さんを訪ねる。25絃箏で新曲委嘱初演などをしておられ、一昨年は野村誠にも新曲委嘱をした。昨年、文化庁の芸術祭の新人賞を受賞。 www.youtube.com 9月9日に行われる山本亜美リサイタルのために、新曲の委嘱を受けたので、楽器の研究や作曲…
JACSHA(=日本相撲聞芸術作曲家協議会)を結成したのは、2008年5月13日に大相撲夏場所を観戦した直後だった。あれから14年。結成14周年を祝しての大相撲夏場所観戦。朝8:15に両国国技館前でJACSHAの鶴見幸代と会い、一番太鼓を鑑賞して後、ます席で鑑賞。打…
砂連尾理と佐久間新のダンスが観たい。この二人の本気のデュオが観たい。今日は、ぼくの作曲した《十和田十景》という1〜2分のショートピース10曲に対して、10のダンスで二人が応答してくれ、同じくぼくの作曲した《問題行動ショー トワダノワダイ》という15…
朝、砂連尾さんと佐久間さんが、中国の健康体操「八段錦」をやろうというので、やってみる。身体に無理のないストレッチなので、普段凝り固まっているところが解されて心地よい。今日の十和田市現代美術館での公演《ビジュツセッシュ》の途中で、「八段錦」…
坂本さんのお宅で朝食後、楽しく歓談。十和田市民文化センターに移動。ピアノ調律のチェック。河合楽器のピアノだが、このサイズのピアノにしては音がいい。なんでも、フルコンのピアノと同じ材料を使っているので、サイズの割に音がよい楽器とのこと。佐久…
七戸十和田駅で、ダンサーの砂連尾理さん、十和田市現代美術館の中川千恵子さんと合流。通常、東京から東北新幹線で3時間だが、3月の震災の影響で徐行運転があり、4時間かかった。青森県だが、思ったほどは寒くない。夜は冷え込むらしいが。 十和田市現代…
YouTubeが勝手におすすめ動画を推奨してくれる。最近は、数学の動画ばかり見ているので、数学の動画をすすめられ、数学のYouTuberでも色々なタイプがあって、面白い。黒板に板書しながら説明する人、ホワイトボードに書きながら説明する人、自分の姿は見せず…
「インプロ・りぶる」に寄稿したテキストが公開になった。即興について書きたいことの筆頭にくるジャワで教わった話。それにしても、インプロ・りぶるを運営するヴァイオリニストの加藤綾子さんが、ぼくの文章を編集してくださり、とても読みやすくデザイン…
2020年度に3期に渡って開催される予定だった「問題行動トリオ」の十和田公演も、昨年2回開催し、いよいよ今週末が最終章に。第1期と第2期のダイジェスト動画も公開になった。 1期は、盆踊りをテーマにして、踊りながら美術館の展示室を巡る公演。盆踊り…
音まち事務局との打ち合わせ。今年度の活動の計画など。昨年度zoomと対面を混ぜて色々手応えを得たことをベースに、屋外での活動を増やしていく方針。コロナになって、東京は感染者数も常に多く、日本の他の地域よりもコロナ対策をしなければならないので、…
ピアニストの向井山朋子さんが熊本でコンサートをするというので聴きに行く。会場の早川倉庫は、床がコンクリートのためか響きもよく、そこにフルコンのピアノを搬入してあり、大籠千春によるインスタレーションが空間をつくり、出野尚子の淹れる中国茶と平…
元・一ノ矢の松田哲博さんの『四股鍛錬で作る達人』を読了。月刊武道に連載していたものを単行本にする上で加筆再構成したものだが、一ノ矢さんの相撲研究のエッセンスが詰まったような本。 www.hiden-shop.jp 問題行動トリオの十和田公演も1週間後に迫って…
里村さんと音読していたカトリーン・マルサル著『アダム・スミスに夕食を作ったのは誰か?』を読了。男性中心社会を前提とした経済学をジェンダーの視点から批評する本。 www.kawade.co.jp 滋賀のプロジェクトで、梵鐘、鋳物師などと出会い、「祇園精舎の鐘…
小坂秀二著『わが回想の双葉山定次』を読了。毎朝、「四股1000」の際に、四股を踏みながら音読してきた。伝説の力士、双葉山に関する名著。69連勝という連勝記録で歴史に名を残す力士だが、目先の勝敗にこだわらず、相撲の道を極めることを目指した人。どん…
滋賀県立美術館での『塔本シスコ展』に向けて、どんな音楽をつくるか考えながら、とりあえずピアノの譜面台に図録を置いて、塔本シスコの絵を見ながらピアノを弾く。すると、音楽に合わせて絵が動き出すように見えて、ピアノを弾くのが楽しくなる。シスコの…
深水黎一郎著『虚像のアラベスク』を読了。バレエを題材にした推理小説と、バレエ用語で語られる相撲の推理小説。楽しく読んだ。 www.kadokawa.co.jp 滋賀のプロジェクトのことを考えている。ライブ会場の候補を色々見学した。飛鳥時代以来の梵鐘づくりの伝…