2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今まで、色々な土地を旅したり、色々な人と出会って音楽をしたり作曲をしたりする日々を日記に書いてきて、そうした体験の欠片を残したいと、このブログをつけてきた。今は、あまり旅もなく、人と会うことも少ない中、毎日の自分の家でのルーティンを日記に…
北斎バンドの公開収録が1週間後の9月6日。2010年は、葛飾北斎生誕250年だった。その年に、念願だった「野村誠×北斎」を行った。北斎と言えば、ドビュッシーの「海」の初版の表紙に北斎の絵が使われたことでも知られ、ドビュッシーの音楽にも影響を与えた。…
相撲と音楽に関するプロジェクトを、続けてきた。JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)は、ジャクシャという呼び名にしたためか、やりたい企画は山ほどあるのに、なかなか実現の機会は少ない。その山ほどある企画や、これまでに実現したいくつかの企画のこ…
昨日まで、世田谷美術館で「作品のない展示室」が開催されていて、昨日は、そのクロージングイベントがあった。ぼくは、行けなかったけれども。会期中、会場では、2014年の3月にやった「老人ホームREMIX #2 復興ダンゴ」の公演の動画も流れていた。あの作品…
9月6日の北斎バンドの公開収録まで日が迫ってきている。本来700人入れる会場に、ソーシャルディスタンスを取りながらお客さんを80名ほど入れるつもりで、既に申込者がいっぱいに。今から興味を持った方は、いずれ動画が公開になるので、そちらをご覧いただ…
音楽家の特性で旅行の多い生活だったので、日本各地、世界各地を旅し、行く先々でお茶を買う。そうすると、家にいながらお茶の味を楽しめた。イギリスに行けば、ヨークシャーティーを買うので、紅茶を切らすことなどなかった。香港や台湾や中国で烏龍茶や鉄…
今日は、旧暦の七夕。 今年は、「すみゆめの七夕」という企画に関わっているので、さすがに旧暦の七夕は相撲と七夕のことについて思いを巡らせようと思う。 日本書紀によれば、垂仁7年7月7日に、野見宿禰と當麻蹶速が相撲をとったことになっている。気になっ…
この夏は、ゴーヤを育てたら、次々に収穫できている。完熟のゴーヤが美味しいとのことなので、黄色くなるまで収穫せずにいたら、中の種が真っ赤になっていて、その周りのワタはフルーツのようになって、美味しかった。 10月31日の「千住の1010人 in 2020年」…
朝、道路からお経が聞こえてくる。ああ、地蔵盆だ。京都は町の至る所にお地蔵さんがあって、この時期に、地蔵盆が催されるが、今年はコロナ対策で地蔵盆を中止。しかし、お経はありとの連絡が回覧板であった。ご近所と交流するチャンスが、地蔵盆や町内の運…
色々なプロジェクトをやっていて、それぞれに喜びを感じて活動している。と同時に、プロジェクト開始の時点でぼくが妄想したこと、イメージしたことは、かなり大きいものであることが多く、それには、結構、時間と労力を要するので、一年や二年では簡単にた…
「四股1000」で、四股を1000回踏んで文化交流した80分後、JACSHAのミーティング。樅山智子、鶴見幸代、野村誠の3人の作曲家と制作&介入者の里村真理と、映像の波田野州平さんとのミーティング。9月28日ー10月12日の城崎国際アートセンターでのレジデンスに…
作曲家の高橋悠治さんは、詩人の藤井貞和さんとコラボレーションをたくさんしている。昨日の「四股1000」で、藤井さんの詩を聞く機会もあった。障害のある子どもがいじめられ自殺してしまった実話らしき話の詩だった。四股を踏みながら、色々な話を聞く。「…
朝は、「四股1000」。午後は、ピアノで即興演奏をいっぱいした。夕方、「千住の1010人 in 2020年」に向け《Etude for Zoom session 1》、《Etude for Zoom session 2》を作曲。新月のせいか精神が不安定でずっとロー。夜は、ずっと北斎バンドのために10年前…
久しぶりの「四股1000」に参加。4月末に開始して、113日目。最近のぼくのブームは、「理想の蹲踞」。北斎漫画に描かれている江戸時代の人の股関節の柔らかさを意識して蹲踞している。それにしても、連日、「四股1000」ブログの文章を書いている鶴見さんと手…
今月に入って猛暑になった途端に、スケジュールも過密になった。 8月2日:瓦の音楽オンラインワークショップ 8月4日:KBSラジオ出演 Nadegata Instant Partyとのオンライントーク 8月8日:瓦の音楽オンラインコンサート 8月9日:一ノ矢さんとのトー…
web版こどもアートサーカス2020の最終日。朝10時より、野尻小矢佳さんの「一緒に音探し&ズレズレセッション」。ジャンベの演奏から始まり、ボディパーカッションや、プリンのカップや新聞紙。いろいろな打楽器の音とリズムを楽しんで後、中川賢一さんを呼び…
75年目の終戦記念日。池袋のホテルの朝食は、一年前に滞在した時とは大きく違い、朝食会場の受付で、検温し、消毒し、さらにバイキング方式ではなく、着席後に朝食が届けられる。給仕にあたる方々は、ビニル手袋着用。ここまで徹底していただけると、安心し…
9月6日の北斎バンドコンサートに向けて、予告編動画が公開になった。10年前、北斎について、当時の音楽について、様々なリサーチを重ねてつくった新曲。リサーチのプロセス自体を公開していくので、トークシリーズをやり、さらにワークショップをやり、それ…
Nadegata Instant Partyとの8月5日のトークがYouTubeで公開になった。いろんな人に聞いていただき、また感想や反響を聞きたい。そして、ナデガタとまた話したいな。 www.youtube.com 午前の「四股1000」を経て、「あやしいサーカス団 Les Six 2020」の作曲作…
猛暑と睡眠をどう調整するかは、毎夏の課題。昨夜はぐっすり眠れた。朝の「四股1000」で汗をしっかりかき、友人たちと交流するのが日課。ここでは、体を動かすだけでなく、様々な文化交流があるので、作曲家としての自分を鍛えるための貴重な朝稽古の時間に…
朝、あまりの暑さで目が覚めて以降、寝付けず、本を読む。先日の久しぶりの東京遠征の新幹線車内で読んでいたImogen Holst著《Gustab Holst - A biography》 の残りを読んで読了。遠出すると、電車の中で何時間も本が読めるけれども、ステイホームだと、家で…
昨日の「初代高砂浦五郎」の世界初演の興奮が醒めやらず。2月以降、作曲した曲がなかなか演奏されなかったが、ここにきて演奏されるようになり、ついには生で世界初演を聞けて、しかも、それが最高の演奏だった。 とにかく、今年に入ってから作曲した曲は、…
本日、「初代高砂浦五郎〜高砂浦五郎を賜るの段」(原作:一ノ矢、作曲:野村誠、地歌三味線:竹澤悦子)の世界初演&公開収録@すみだリバーサイドホール。収容人数700人の会場で、定員50名と設定。超贅沢な空間で、30分強の超難曲を竹澤さんのスーパー熱演…
8月8日は、屋根の日。本日は、愛知県高浜市のかわら美術館に行って、「瓦の音楽」コンサートの予定だったが、コロナのためにリモートコンサート&トークに変更。急遽、京都のアバンギルド(ライブハウス)を借りて、やぶくみこさんと野村は、そこから演奏…
「四股1000」の102日目。「四股1000」ブログを次々に更新してくれる鶴見幸代(文章)と里村真理(手書きノート)に感謝。 8/5 四股1000 百日目 サガリバナさがり – 日本相撲聞芸術作曲家協議会 / JACSHA 今日の「四股1000」では、工藤あかねさんが湯浅譲二の…
8月6日なので、今朝の「四股1000」では、広島を思い黙祷しながらの四股を75回踏んだ。 昨日のNadegata Instant Partyとのトークの感想を少し文字にしてみる。 その1 雑然の美学 Nadegata Instant Partyは、削ぎ落として整理して見せるんじゃなくって、雑…
「四股1000」が今朝で100日目。初めた当初は、100日も四股を続けるとも思っていなかったので、こんな日が来て嬉しい。 午後は、KBSラジオの「さらピン」に1ヶ月ぶりに出演。アナウンサーの森谷威夫さんが上手にリードしてくださるので、安心して自由に好き…
「四股1000」も99日目。運動不足解消の場になっているだけでなく、文化交流、情報交換の場にもなっている。相撲がハブになって、違ったジャンルの人々を結びつける場が作れるのは面白い。 明日は、午後KBSラジオに生出演で、夜はオンラインでNadegata Instan…
「web版こどもアートサーカス2020」に向けての打ち合わせ。古国府薫さんのこまどりアニメワークショップによるアニメ動画が届く。これが、すごい面白くかわいく楽しい。これに、音楽ワークショップ講師陣の演奏で音をつけていくのが楽しみすぎる。8月14−16日…
朝メールを開くと、問題行動マガジン編集長の里村さんから、問題行動トリオでの打ち合わせ=クリエーションでの話し合いがテープ起こしされた文章が届いている。何気ない創作過程のやりとりだが、改めて読み直すと、砂連尾さん、佐久間さんと現在模索してい…