野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

園芸

昨日の「ピアノの本音」第1回が終わりまして、今日は、お庭の雑草を抜いたり、園芸に励んでおりました。昨日のピアノの余韻が残っており、図書館に本を返却に行ったら、ついつい「ピアノを弾く身体」も借りまして、筒井はる香さんのシューマンとフォルテピ…

ピアノの本音 第1回

滋賀県の守山市にあるスティマー・ザールにて、「ピアノの本音」の第1回を開催しました。前半が実演付きのレクチャーで、今回は6つの話題。調律師の上野さんによる調律道具の説明、ピアノのアクションなどを模型を使っての説明、スティムフューチャーや弦…

ピアノは矛盾だらけの楽器

スティマー・ザールに行きまして、明日の「ピアノの本音」に向けて、練習と打ち合わせ。東京から、映画監督の上田謙太郎さんが撮影したいと駆けつけてくれまして、リハーサルや準備の様子も撮影して下さっています。調律師でスティマー・ザールのオーナーで…

なんでもよかった

イギリスのヒュー・ナンキヴェルから、メールが来る。4月25日のThe Work(野村誠+日本センチュリー交響楽団+ハローライフによるワークショップ)の音源に対する返答。イギリスのワークショップで音源を聴いて、新たな展開が。イギリスからの指令を受け…

調律について

「ピアノの本音」がいよいよ3日後です。ピアノの練習と研究の日々です。ちなみに、中国の古代の調律理論「三分損益法」に関する面白い読み物ないかなぁ、と思っていたら、「中国の音楽論と平均律 儒教における楽の思想」という本がありました。中国の音楽論…

『釜ヶ崎オ!ペラ』のち『ジオオペラ』

大阪の西成で、この4月からゲストハウスも始めたココルームへ。「釜ヶ崎オ!ペラ3」に向けての打ち合わせ。ゲストハウスは、各部屋ごとに、非常に個性的で、お庭も大変開放的で、森村泰昌さんの作品ともいうべき特別な部屋もあり、谷川俊太郎さんの詩を楽…

サラ・ムーン

「ピアノの本音」に向けて、自宅でピアノを練習+研究。昨日の上野さんへの取材の内容を、一つずつ楽器で確認していく。午後、突然、広島市現代美術館の小島さんから電話。京都国際写真展KYOTOGRAPHYを見に来ているとのことで、お会いして、12会場あるうち…

スティマー・ザールでピアノ研究中

本日は、スティマー・ザール(=調律師の上野泰永さんがピアノの理想の空間として1988年に作ったホール)に行きました。http://www.stimmersaal.com/#block03上野さんと開始した新プロジェクト「ピアノの本音」の第1回が、4月29日に開催なのです。という…

ラジオ出演で「ピアノの本音」を語る

朝は、ラジオ出演(KBS京都)の「妹尾和夫のパラダイスKyoto」に、調律師の上野泰永さんと野村誠で出演しました。生放送で30分間、じっくりピアノに関する話をさせていただきました。番組の内容を要約すると、以下の通りです。上野泰永さんは、常識を覆す…

モヤモヤとザワザワ

本日は、京都造形芸大のアートプロデュース学科4回生の新井優希さんの企画で、アートゾーンに行きました。昨日から、まっこい(=山本麻紀子さん)が、造形大の学生さんや京都芸大の学生さんなども巻き込んで、ジオラマ制作をしています。これは、彼女が水…

プンドポの夕べ vol.7

京都での即興ガムランを主軸にした催し「プンドポの夕べ vol.7」を開催しました。やぶくみこ+野村誠に、ゲスト鈴木潤さん。久しぶりの開催なので、お客さんが集まるか心配でしたが、常連さんも新規の方も来ていただき、有り難い限りです。1曲目は、やぶく…

鈴木潤さん

朝、6月10日の京都での「ケンハモナイト」のチラシが届く。午後、鈴木潤さんと、鍵ハモデュオのリハーサル。「お酢と納豆」の鍵ハモデュオ版を練習。これは、6月10日のケンハモナイトで演奏する予定。そして、明日の「プンドポの夕べ」でやる鍵ハモデ…

(野球は中日ファンですが)今日は巨人伝説のミーティング

音楽之友社から「教育音楽」の5月号が届く。「著者に聞く」のコーナーで、ぼくの新刊「音楽の未来を作曲する」を紹介していただき、インタビュー記事で取り上げていただいた。有り難い。音楽の未来を作曲する [ 野村誠 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > エ…

ルー・ハリソン

ガムランの作品も多くつくっているアメリカの作曲家Lou Harrison(1917-2003)に関する本Leta E. Miller, Fredric Lieberman "LOU HARRISON : Composing a World" という本を古書で購入して、パラパラと眺めています。そう言えば、ルー・ハリソンには、学生時…

プンドポの夕べ 曲順決定

6月10日に「ケンハモナイト」というイベントが京都であり、鈴木潤さんと鍵ハモデュオで出演する。アコーディオンのための「お酢と納豆」という曲を、鍵ハモ二重奏に編曲しようと思い、アレンジをする。やぶくみこさんとミーティングをして、来週4月20…

6月、8月に門天で演奏します

3月31日に、アサヒアートスクエアで、両国門天ホールの黒崎さんにお会いしまして、今年も、門天で色々やることに。ということで、6月16日(木)に、竹澤悦子さんとのデュオをやります。 http://www.monten.jp/20160616そして、8月26日(金)に、2…

ピアノ研究中

4月29日のコンサート「ピアノの本音」に向けて、日々、ピアノの研究をしております。アコーディオンや鍵ハモは、鍵盤がカタカタいいますが、ピアノもカタカタいいます。鍵ハモの場合は、こうした鍵盤のカタカタ音を意識的に鳴らしたり、鳴らさなかったり…

レゲエとガムラン

我が家の近所にある大学に非常勤講師で教えに来られているイギリスのコミュニティアートを研究している方とランチをご一緒して、色々お話する。最近出た話題の本「地域アート 美学/制度/日本」などの話、イギリスの話、などなど、色々お話する。地域アート…

居間の音楽、今の音楽3

ながらの座座へ。今年、9月11日に行うコンサートの打ち合わせ。Enrico Bertelli、松澤佑紗、やぶくみこ、野村誠の4人が出演で、「居間の音楽、今の音楽3」を開催する予定。アフタートークを佐藤千晴さんの進行で行う計画。いろいろ、ああでもない、こう…

瓦の音楽イタリアへ

砂連尾理さん、佐久間新さん、やぶくみこさんと4人で、昨年10月の淡路島での「瓦の音楽」の打ち上げをしました。そうこうしているうちに、淡路島アートセンターから、今年10月に「瓦の音楽」イタリア公演のために申請していた国際交流基金の助成が通っ…

5分

Jane Bentleyと、再び京都で会う。彼女が刑務所で行った音楽ワークショップの話や、ギャラリーで絵を見て音楽にしたワークショップの話など、色々聞かせてもらう。演劇を学び、人形劇をするところから始まり、ワールドミュージック系のパーカッショニストで…

お花見

本日は、アトリエ劇研のスタッフチームらとのお花見。鴨川で桜と美味しい食べ物を楽しみながら、のんびり過ごす午後。ヴァイオリンと鍵ハモのセッションに、0歳児が遭遇する瞬間なども、良いものです。大爆笑の2次会は、知人宅にて。

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

鳥取で教えてもらい、立ち寄ったパン屋「タルマーリ―」。こちらの「田舎のパン屋が見つけた『腐る経済』」という本が面白い。著者の体験談に基づき、第1部が「腐らない経済」で、資本主義の問題点やマルクスの資本論について、自身のサラリーマン時代や修業…

高齢者と音楽

ブリティッシュ・カウンシルの紹介で、スコットランドから高齢者との音楽事情を調査に来ている音楽家のJane Bentleyと京都で会う。さくら苑での共同作曲、「老人ホームREMIX」、「復興ダンゴ」、そして、今後のこと。さらには、淡路島での「瓦の音楽」、千住…

ガムラン

春で、京都も桜が満開です。夜は、ガムラン。即興演奏を楽しみ、ストレッチもしました。4月20日は、プンドポの夕べ プンドポの夕べ vol.7 2016年4月20日(水) OPEN 19:00 START 19:30 @金一志韓国伝統芸術院1500yenゲスト 鈴木 潤「プンドポの夕べ…

ケンハモナイトに向けて

鈴木潤さんとリハーサル。鍵ハモのデュオ。6月10日に京都のcubeで行われる「ケンハモナイト」のために。まずは、潤さんと即興演奏をして、それを録音してみる。それを叩き台にして、新しい曲をつくっていく作業。鍵盤ハーモニカ・オーケストラで長年一緒…

カトリーヌ・グルー

フランスの美術史家カトリーヌ・グルーと久々に再会。モノクロームサーカス主宰のダンサー/振付家の坂本公成くん、ダンサーの森裕子さん、パーカッショニスト/作曲家のやぶくみこさんと、5人で夕食を楽しむ。いろいろ近況について、夜中まで語り合う。

JACSHAミーティング

さいたまトリエンナーレ2016に、JACSHA(=日本相撲聞芸術作曲家協議会)として参加します。その打ち合わせを、本日、JACSHAメンバー(鶴見幸代さん、樅山智子さん)+トリエンナーレの森真理子さん、里村真理さんと、延々やりました。樅山さんが、今月末か…

相撲ミュージックinさいたま

さいたまトリエンナーレ2016のプレイベント「相撲ミュージックinさいたま JACSHAトーク&演奏会」を開催いたしました。 第1部 1 鶴見幸代のトーク 2 鶴見幸代作曲 「弦築」 演奏:田中悠美子(太棹)、多井智紀(チェロ) 3 野村誠 「鍵盤ハーモニカ・イ…

さいたまトリエンナーレ2016

さいたまトリエンナーレ2016に向けて、明日はプレイベント「相撲ミュージックinさいたま JACSHAトーク&演奏会」を開催するので、本日は、JACSHA(=日本相撲聞芸術作曲家協議会)の打ち合わせ。また、トリエンナーレのサポーター(=ボランティアスタッフ)…