野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

旅する音楽

3月27日のコンサートの会場を再び下見。会場の音響、ピアノの状態などを確認。調律師の方に電話でピアノの状態を説明後、京都に戻る。箏曲家の竹澤悦子さんと電話で打ち合わせの後、譜面を手直しして、竹澤さんに「すってんころりん幻想曲」の譜面を送る…

すってんころりん幻想曲

鳥取でのリハーサル二日目。ことめや(滞在先)に、南米で巨大な魚を釣りしている人が、面白い人がいると聞いて、訪ねて来た、とやって来て、料理研究家の井口さんとジビエと釣りと物々交換などのことを喋って行く。その後、ホスピテイルでの共同作曲ワーク…

鳥取のリハーサル

鳥取の3月27日のコンサートに向けて、作曲をしておりましたが、今日は鳥取でワークショップなので、現時点での譜面をプリントアウトして、荷作りをすませて、京都駅からスーパーはくとに乗り込み、鳥取へ。京都、大阪、神戸を過ぎると、徐々に車窓から瓦…

全員を作曲

3月27日の鳥取でのコンサートに向けて、作曲中です。明日には、鳥取でワークショップ(リハーサル)があるため、今日中にあげなければいけません。11月に行った12の「しょうぎ作曲」作品で、参加した人の全員のフレーズを最低一ケ所は使うというルー…

70素材まで

鳥取の3月27日のコンサートのために、作曲中。3月27日は、スペシャルゲストに、地歌箏曲家の竹澤悦子さんをお招きし、野村誠作曲/木ノ下裕一作詞の三味線弾き語りの「狸囃子」、さらには、やぶくみこ作曲のホスピテイルのための新曲。そして、野村作…

コツコツ地道に作曲

3月27日の鳥取でのコンサートに向けて、新曲を作曲中。これは、要するに「しょうぎ作曲」のREMIXをしようとしています。11月17日〜22日にかけて、連日のワークショップで合計12曲を作曲していて、これを題材に、新たにコラージュして、箏+ピアノ+ワーク…

しょうぎ作曲(鳥取)

11月に鳥取で行った「しょうぎ作曲」の12の音源を聞いて、その時の12の譜面と照合する。これをベースに、3月27日に、竹澤悦子さん(箏)、やぶくみこさん(パーカッション)、野村(ピアノ)、ワークショップ参加者で演奏するための曲を作曲するため。…

よるのき/カウエル/キューバの作曲家

千住だじゃれ音楽祭レクチャー&コンサート「熱タイ音楽隊の1週間」を終えて、京都に戻る。久しぶりに、小学4年生のユウちゃんにピアノを教えに行く。今までぼくが作った曲を、全部メドレーにして演奏してくれた。8月の終わりに、大阪の参加型コンサート…

熱タイ音楽隊の1週間(千住だじゃれ音楽祭、タイの報告)

東京藝術大学千住キャンパスのスタジオAにて、千住だじゃれ音楽祭「熱タイ音楽隊の1週間」を開催。15時開演。「野村さんの企画だけは、お客さんがいつも遅刻して来る。」とスタッフの橋本くん。野村企画が定刻に始まったことはないそうで、他の企画より…

千住「熱タイ音楽隊の1週間」リハーサル

東京へ移動する新幹線の車内で、「熱タイ音楽隊の1週間」の映像(約40分)を、2回見て、昨年末のバンコクツアーを追体験する。鼓のリズムを学ぶ「すっぽんぽん体操」、箏と古琴の音色、タイの村祭りの口唱歌がツアー全体の通奏低音として響く。千住へ着…

インドネシアからタイへ

インドネシアから帰国したのですが、明日は「熱タイ音楽隊の1週間」のリハーサルで、明後日が本番。タイモードに切り替えるべく、近所のタイ料理のお店に食べに行くと、「えっ、野村さん。まだインドネシアかと思っていました」と驚かれ、店内には、タイ人…

Musik Tradisi BaruとTogor

関西空港に着き、無事、インドネシアの瓦を日本に持ち帰り、自宅までのMKシャトルバスの車内で熟睡の後、無事、帰宅。10日ぶりにお湯のお風呂に入り、洗濯機をまわし、洗濯物を干し、シンガポールへ送る書類のためのパスポートサイズ写真を撮影して、貼付…

瓦の音楽(インドネシア)最終日

昨夜のジョグジャカルタ(インドネシア)での「瓦の音楽」コンサートを終えて、本日は、いよいよ出国。朝から、作曲家のメメットさんがお土産持参で訪ねて来る。昨日のコンサートのことなど語り合って、メメットさんは出勤。お昼休みだけ時間があるというの…

瓦の音楽がジョグジャと出会った日

インドネシアのジョグジャカルタMuseum Tembi Rumah Budayaで、「瓦の音楽」コンサート。いよいよ本番。会場では、美術家のヤヤットさんが、瓦に絵を描いて、それをぶら下げる舞台美術を構成中。さすが、予算をかけずに、魅力的な舞台づくりは、さすがインド…

瓦の音楽とSlamet A. Sjukur

「瓦の音楽」のリハーサル。西洋音楽の作曲家ギギーは、「瓦の音楽」と淡路島での体験をまとめて、間もなくインドネシアの出版社Art Music Todayから上梓する。打楽器奏者/作曲家のやぶさんは、京都で2年前に始めたガムラングループで、子どもたちと作った…

瓦リハ

インドネシアのジョグジャカルタにおります。ガムラン演奏家のスニョトさんが訪ねて来て、色々、お喋りをしました。1月に大阪で共演した「釜ヶ崎オ!ペラ」のこと、ガムランのことなど、楽しく語り合いました。その後、美術家のヤヤットさんも訪ねて来て、…

ゴデアンの瓦

千住から来ているコヒヤマさん、イハラさんとも再会。彼らもジョグジャカルタを満喫しているようだ。本日はリハーサルをなしにしたが、こちらで発注していた瓦フォン用のスタンドを受け取りに行く。ギギーの友人の建築家に頼んでいて、都会の中のエアポケッ…

クロンチョン

ジャティワンギの滞在を終え、朝6時に出発。本日帰国の青木さんをチレボン駅で見送り、その後は延々と車の旅。途中のナゾの瓦の集落の地名は、Marga Sariだと判明。道中で、名産のお菓子なども楽しみながら、21時にジョグジャカルタ着。クロンチョンの生…

瓦工場見学

ジャティワンギの瓦工場を見学しました。人力、手動の工場、昔ながらの製法など、その光景に圧倒されました。上田謙太郎くんの映像が、楽しみですが、凄かった。遥々来た甲斐がありました。瓦の種類、製法などなど、様々な意見交換。瓦ミュージアム建設予定…

Jatiwangi Art Factory

インドネシア中部ジャワのジョグジャカルタから、車で、西ジャワのジャティワンギまで移動の旅。早朝7時出発。10時間以上かかるだろうとの予想通り、高速道路がなく、ガタガタ道で揺られながら、なかなか進まない。途中で、マルガサリという名前の町も通…

やんちゃな作曲家

雨季のジョグジャカルタ。雨が降ったりやんだり。湿度85%、気温30度。ISI(インドネシア芸大)ジョグジャカルタ校へ行く。瓦の音楽チーム6名+千住からやって来たコヒヤマさん、イハラさんも合流。芸大で作曲家のギギーと再会。西洋音楽学科の作曲コー…

ジョグジャカルタ着

関西空港で、瓦の音楽ツアーチーム集合。淡路島アートセンター副理事長でファシリテーターで津井(瓦の産地)住民の青木マーキーさん、淡路島アートセンタースタッフでが癖時代にウガンダなどで国際交流経験のある渡辺亨くん、ジャワ舞踊家でインドネシア語…

荷作り

明日からインドネシアなので、荷作りや雑用など、進めております。インドネシアでは、「瓦の音楽」をやります。「瓦の音楽」のホームページができました。http://musikgenteng.wix.com/music-on-kawara 「世界の庄内音楽ワークショップ」参加者の方々へのメ…

中年デビュー

cafe ZANPANOでのピアノライブ。初対面の家口成樹さんは、ぼくと同世代の人で、山本精一さんとバンドをやっていたりして、ここ数年ずっとシンセサイザーを弾いていたのだが、今日はピアノソロをするらしい。二人のピアノソロ。ところが家口さん現れると、今…

ピアノ

明日、ライブなので、ピアノ練習してます。3月の鳥取のコンサートの件で、竹澤悦子さんと電話で打ち合わせ。いよいよ来週からインドネシアなので、いろいろ準備。時間を見つけて、少しずつホームページを更新。

ノムラノピアノ

明後日がZANPANOでのピアノソロのライブなので、本日も自宅にてピアノの練習。昨年6月の拾得でのライブの時に、CD「ノムラノピアノ」に収録されている曲を全然弾かなかったと、終演後に言われて、今回は、「ノムラノピアノ」に入っている曲を弾こうと、CDに…

恵方巻ガムラン(あれからどう会)

3日後(6日)にピアノソロのライブをするので、昼間はピアノを弾いて過ごす。「たまごをもって家出する」も、結構練習。当日、弾くかどうかは不明ですが。節分。子どもガムランで発表する。前の曲を復習するのかと思ったら、新曲をつくることに。81曲目…

きたまりタイタン

きたまりソロダンス公演「タイタン」を観に行きました。これは、マーラーの交響曲「巨人」に振付けたソロダンスです。ぼくは、ドビュッシーやバルトークなど、西洋音楽への出会いは、印象派以降でして、ストラヴィンスキーの新古典主義から、古典派、バロッ…

ふしぎのき

チャベスがコープランドに書いた手紙から始まるニューヨークタイムスの記事が面白く、読んでしまう。http://www.nytimes.com/2015/08/02/arts/music/carlos-chavez-mexican-modernist.html?_r=0チャベスは、1899年生まれ。コープランドは、1900年生まれ。ヘ…