野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

釜ヶ崎オ!ペラ2

「釜ヶ崎オ!ペラ2」の本番@西成区民センター。ホセ・マセダの本を読みながら、いつものように、2時間の通勤。21世紀の後半、野村誠の没後記念に、野村誠全集とかを、誰かが作ってくれるかもしれません。でも、その全集の中には、野村誠作品を集めたり…

釜ヶ崎オ!ペラ2リハーサル

朝、西成区民センターに向かう電車の車内では、ホセ・マセダの「ドローンとメロディー」を読む。25年近く前に読んだ時には、知らなかったガムランやタイ音楽の用語の意味が分かるので、当時はこれをどう思って読んでいたのだろう?と同時に、フィリピンや…

ホセ・マセダ

本日は、仕込みのため「釜ヶ崎オ!ペラ2」のリハーサルはなし。ということで、自宅で事務作業。夜は、京都大学東南アジア研究所で行われたフィリピンのキュレーターDayang Yraolaさんのレクチャー「From the archive to the field and back: Introduction t…

釜ヶ崎オ!ペラ2(ワークショップ8日目)

釜ヶ崎芸術大学。昨日の日記に書いたように、野村のやりたいことを大切に。本日は、そうしたテーマで、色々話し合いもありました。詩の朗読とピアノとタイの人の影絵のセッションも試した。小芝居もやった。「オ!ペラ」って何だ?生きていること。人々が生…

釜ヶ崎オ!ペラ2(ワークショップ7日目)

釜ヶ崎芸術大学が続きます。もう、いい加減、休みたいですが、インドネシアからのゲストもいるし、今日も2時間の通勤です。ふうっ。ダンスに合わせて、どのように音楽をするのか、振付けとの関係など、確認。そして、天文学とのレクチャーとの絡みで、どの…

釜ヶ崎オ!ペラ2(ワークショップ6日目)

本日も、釜ヶ崎芸術大学。今日は、ぼくのワークショップではなく、ダンス部。中西ちさとさんによる。しかし、本日、全体の構成を発表することになっていて、ぼくは昨夜、色々と考えたのでした。 1幕 天文学+宇宙ガムラン 2幕 詩の朗読+影絵 3幕 合唱+…

釜ヶ崎オ!ペラ2(ワークショップ5日目)

朝から鍼灸に行って後、振付家の山下残くんと待ち合わせ。本日は、残くんをインドネシアの天才舞踊家ウッティさんに紹介したいので、連れて行く。釜ヶ崎芸術大学ワークショップ。本日は、サブウェイダンスの振付けを、結構入念にやったのと、今までの講座で…

相撲、ピアノ、推薦状、釜オペ

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)のスカイプ会議。今年は、さいたまトリエンナーレで、相撲と太鼓を巡る新プロジェクトを行う予定で、会場やらワークショップ日程や、色々と議論する話題多く、4時間。ふうっ。調律師の上野泰永さんが、我が家のピアノ…

世界のしょうない

「世界のしょうない音楽祭」@サンパティオホール。狭い会場に、365名の来場者があり、多様な出演者による多彩な演目があり、最後には、この2ヶ月、庄内で取り組んだ「世界の庄内音楽ワークショップ」の成果として、「しょうないの新世界」と「日本セン…

釜ヶ崎オ!ペラ(ワークショップ4日目)

釜ヶ崎芸術大学の本日は、ダンスの授業。本日の講師は、中西ちさとさん、そして、ウッティさん。まずは、ちさとさんによるストレッチ、準備体操のダンス。ぼくも、こりかたまった体を解させていただき、体が喜びます。有り難い。そして、ちさと+ウッティの…

釜ヶ崎オ!ペラ(ワークショップ3日目)

釜ヶ崎芸術大学、本日は、詩の授業。「カンオケ」をテーマに、ペアになって詩作。死についての詩は、死までどう生きるかの生についての詩でもあって、それぞれの人生観が浮き彫りになる詩で、それぞれの濃い濃い人生を、コトバと声にのせて感じる時間でもあ…

モンポウと宮城道雄はどちらが先輩?

京都は大雪。夜の予定のガムランは、雪のため中止。薮さんが、相撲に関する本を見つけてくれた。宮本徳蔵著「力士漂白 相撲のアルケオロジー」(講談社文芸文庫)。新田一郎著「相撲の歴史」の客観的な記述とは対照的な著者の味つけで見る相撲のエピソードの…

釜ヶ崎オ!ペラ2(ワークショップ2日目)

1月31日「釜ヶ崎オ!ペラ2」に向けてのワークショップ2日目。しかし、その前に1月23日の「世界のしょうない音楽祭」があるので、釜ヶ崎に行く電車の中で、17日の「世界の庄内音楽ワークショップ」の音源を聴き、23日のコンサートに向けて、あと…

釜ヶ崎オ!ペラ2(ワークショップ1日目)

1月31日の「釜ヶ崎オ!ペラ2」に向けてのワークショップ1日目。インドネシアより、ガムランの達人のパニョトと、舞踊の天才ウッティさんが来ています。本日は、「即響!!!ガムラン舞踊劇」と題した野村のワークショップ1日目でした。まずは、ストレ…

世界の庄内音楽ワークショップ6回目

日本センチュリー交響楽団とのコミュニティ音楽プロジェクト「世界の庄内音楽ワークショップ」の第6回@大阪音大でした。大阪音大の井口先生、菊武先生、学生さんには、予想以上にお世話になりまして、毎回、お箏や三味線を準備していただき、調弦もしてい…

新世界 こと

いよいよ明日は「世界の庄内音楽ワークショップ」の第6回(=最終回)です。2時間は、時間を最大限有効に活用しないと、あっと言う間に終わってしまいます。譜面を見ながら、そして、今までのワークショップで起こった出来事や響きや参加者の表情などを思…

スティーヴさん

ジャワ舞踊家という肩書きだが、ジャワ古典舞踊を踊ることよりも、即興の独自のダンスを追求している佐久間新さん。その佐久間さんが最近色々と関わっているオーストラリアの(アーティスト/演出家/映像作家/コーディネーターあたりの肩書きがあてはまる…

世界の庄内音楽ワークショップ5回目

今年の予定ですが、 1月23日、「世界のしょうない音楽祭」にて、ワークショップを経て作っている野村作品「日本センチュリー交響楽団のテーマ(第4稿)『世界の庄内 みんな兄弟』」などを、サンパティオホール(豊中)で上演。箏、三味線、尺八、ヴァイ…

まらむもまい

独創的な英語教師をしている池上かのさんを訪ねる。英文法の教科書をいくら学んでも英語が話せないことと、コード進行に関する理論書をいくら読んでも、即興演奏ができるようにならないことと似ている。即興演奏ができるようになるとは、基本、音を出すこと…

東南アジアプロジェクト

朝から畑に行き、大根を2本収穫する。暖冬のせいか、太い。カブも育っていて、少し収穫する。家に戻り、相撲の「一番太鼓」のリズムを個人練習したり、尺八を練習したり、大正琴を練習したりする。そして、ピアノも練習する。やぶさんと話す。野村誠が東南…

チャベス

メキシコに行ったことはないです。メキシコ人の作曲家は、一人だけDaniel Sanchezという友人がいます。オーストリアで6年ほど前に会った。元気にしているだろうか? 今日は、チャヴェスの音楽を聴いていました。 夜は、ダンサーの佐久間新さんと打ち合わせ。

Treasure

2016年は、濃い一年になりそうな予感です。ようやく10日目。本日も、千住だじゃれ音楽祭の「熱タイ音楽隊の一週間」のリハーサル。本番は、2月21日、15時ー@(東京藝大千住キャンパス)スタジオAということで、昨日もやった「タイの村祭り」のリズ…

タイの村まつり

東京の千住に来ております。東京藝術大学千住キャンパスのスタジオAにて、2月21日15:00-開催する「熱タイ音楽隊の1週間」というイベントの準備です。昨年末のバンコクでの調査ツアーを、生演奏と映像とトークで報告するのです。ということで、本日は、S…

ギリシアの即興演奏グループ

ギリシアの集団即興のグループ6daEXIt Improvisation Groupから、図形楽譜や文章の指示だけによる譜面が欲しい、と連絡があり、「まえまちアートセンター」の譜面を送る。ギリシアは、イギリスに住んでいた94−95年、同じアパートにギリシア人が暮らして…

世界の庄内音楽ワークショップ4回目

豊中市、日本センチュリー交響楽団、NPOしょうないREK、大阪音大によるプロジェクト「世界の庄内音楽ワークショップ」の4回目。本日は、日本センチュリー交響楽団のテーマ(第4稿)として作曲した「世界の庄内 みんな兄弟」の楽譜を徹底練習しました。15…

世界の庄内音楽ワークショップの準備中

明日の「世界の庄内音楽ワークショップ」に向けて、譜面を大急ぎで書いております。1月23日の「世界のしょうない音楽祭」で、お箏、三味線、尺八、ヴァイオリン、ヴィオラ、トロンボーン、打楽器、ピアノ、鍵ハモ、フルート、ギターなど、10歳未満、1…

新春文楽、手拭ゲット

初春文楽公演に行ってきました。手拭いをキャッチできて、ゲットしました!ラッキー。本日は、相撲に関する演目「関取千両幟」もあり、途中では三味線の曲弾きの演目もありました。 「新版歌祭文」(座摩社の段/野崎村の段) 「関取千両幟」(猪名川内より…

空気になれ

昨夜、京都に戻り、鍼灸に行って、その後、砂連尾理さんとお茶をする。今日の砂連尾さんの名言は「空気を読むな!空気になれ!」でした。周りの空気を読もうとして、誤解して悪循環になることは、しばしばありますが、空気を読むのではなく、自分自身が空気…

今年の抱負は

今年は、いよいよJACSHAで重点的にさいたまでやります。面白いことにしたい。

名古屋へ

新年のご挨拶に、名古屋の実家を訪ねました。