野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

泳げグンデルくん

スラマット・シュクールのエッセイ集を読む。今年他界したインドネシア現代音楽の父の新聞などに書いたエッセイをまとめて読めるのは、ありがたい。ウェリーとギギーは、朝から「空手瓦」を体験。午前のリハーサルは、朝日新聞の取材もある。「泳げグンデル…

瓦の音楽国際交流2日目 はじめての温泉

ギギーの修論を読む。インドネシア語なので、大雑把にしか分からないですが、これが面白い。作曲家のメメットのお父さんが、実はクロンチョンの名手で、メメットもお父さんの影響でクロンチョンのフルートを子どもの頃から吹いていたことや、メメットがガン…

ウェリー、ギギー到着

佐久間新さん、やぶくみこさんと淡路島へ向かう。津井に着くと、ちょうどインドネシアから、25歳の西洋音楽の作曲家/鍵ハモ奏者のGardika Gigih Pradiptaと26歳のガムラン奏者/作曲家のWelly Hendratmokoの二人が到着。2年ぶりの再会。二人とも初来日…

ゴーダA子ショー

朝起きて、昨夜書いた京都新聞のコラムの推敲して送信。午後は、丸山音楽堂にて「ゴーダエイコショー」が気になったので、ピンポイントで観に行く。色々な初演に立ち会ってきましたが、本日の初演も、ドキドキしました。帰って後、明日からの淡路島滞在の準…

今後の予定

本日は、京都新聞の夕刊のためのコラムの執筆。今後の予定は 10月2、3日は、淡路島。インドネシアよりGardika Gigih PradiptaとWelly Hendratmoko、日本から佐久間新、やぶくみこ、野村誠で、瓦とガムランのコンサート(+舞踊)。ギギーくんには、イン…

DV撲滅ソング

久しぶりに時間ができたのですが、家賃を払ったり、保険料を納めたり、お米の代金を払ったり、などなど雑用いろいろ。家の掃除をして後、畑に行って、大量のモロヘイヤと茄子を収穫。大根の間引きなとモロヘイヤをみそ汁に入れました。草柳和之さんより頼ま…

秋です

ピアノを弾いたりしております。モンポウやバッハやバルトークや即興が、最近のピアノで弾いている内容。来週は淡路島で、「瓦の音楽」やります。http://awajishima-art-center.jp/news/archives/2015/09/assets_c.html全勝の照の富士に土がつき、大相撲もま…

鳥取

鳥取での今後のことを打ち合わせて後、連休最終日らしい超満員電車で京都に戻りました。鳥取には、11月、2月、3月と通うことになりそうです。

鳥取しょうぎ作曲2日目@ホスピテール

本日も鳥取、しょうぎ作曲をしました。昨日とは違うメンバーで、3つのグループに分かれて、2時間以上かけて、作曲。3つの曲ができまして、それぞれが全然違う曲でした。その後も深夜まで語り続けまして、鳥取には、本当に面白い人がいっぱいいることを痛…

鳥取しょうぎ作曲@ことめや

鳥取にやってきました。鳥取藝住祭のプロジェクトとして。本日は、鳥取の方々と「しょうぎ作曲」をしました。2グループに分かれて、2時間以上、かなりじっくり時間をかけて、2曲作りました。濃密な時間です。

だんじり2日目

岸和田に来ております。昨日に続いて、だんじり祭り。2日目は、宮入。岸和田城にだんじりが集まってくるので、色々なだんじりがお堀の周りに留り、だんじりの彫り物なども間近に見ることもできます。川中島の合戦など、戦国の物語を題材にしているものが多…

だんじり

岸和田に、だんじり祭を見に行きました。こんな人混みの中、知り合いに会うこともないだろうと思っていたら、インドネシア人のような女性が現れて挨拶をされる。よく見ると、千住のスタッフをしていて、つい最近までインドネシアに行っていた神谷さんでした…

回想の人類学

晶文社から、新刊が届く。「回想の人類学」。良い本です。晶文社の倉田晃宏さんが編集を担当された本は、どれも本当に面白いなぁ。回想の人類学 [ 山口昌男 ]価格: 2090 円楽天で詳細を見るやぶさんが、自分の音楽創作のためにアトリエを借りたので、自宅か…

校正

京都に戻ってきました。晶文社から間もなく出る本「音楽の未来を作曲する」の校正作業。大詰めです。表紙や目次も、よい感じです。老人ホームに音楽がひびく?作曲家になったお年寄り作者: 野村誠,大沢久子出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2006/03/01メディア…

えずこホール

えずこホール(宮城県)に来ました。こちらは、やはり京都よりも肌寒いです。柏木陽さん(演出家/俳優)、倉品淳子さん(演出家/俳優)、藤浩志さん(美術家)、中川賢一さん(ピアニスト)、ISOPPさん(ダンサー)、らと、20周年に向けて話し合いました…

ルーブル美術館

今日は、偶然、ダンサーの帰山玲子さんと遭遇し、いろいろお話しました。午後、京都市美術館に、ルーブル美術館展を見に行きました。パリのルーブル美術館にある作品が来ているわけですが、あの建築の中で見るのと全然違う狭い空間での鑑賞で、鑑賞者と作品…

ピアノレッスン

小学生の女の子に、ピアノを教えることになった。今日、初めて教えに行ってみました。先日の大阪のキッズミートアートで、二日間とも参加してくれた子だ。「ねこふんじゃった」くらいしか弾けないとのことで、一緒にピアノの連弾で、即興で弾いてみました。…

古式土俵入り

さいたま市岩槻区の笹久保に伝わる「古式子ども土俵入り」を取材している。本日は、175年前から使っていた天幕を復元した新しい天幕を土俵の上にはる、というお披露目のイベントでもあった。15メートル四方の幕をあげる作業と、その試行錯誤は素晴らし…

触れ太鼓、ワタリウム

朝5時に起きて、5時半に自宅を出発し、東京へ。両国国技館では、明日から大相撲秋場所が始まるので、土俵祭りが行われる。その行列ができているが、今日は呼び出しさんの触れ太鼓に密着取材をしました。まずは、相撲部屋を回っていき、そこで、触れ太鼓を…

ナスとモロヘイヤと

朝起きて、晶文社の新刊「音楽の未来を作曲する」の校正や写真関係の確認などの作業をし、協から中国語の勉強を始めようと、買ってきたテキストの付属CDの第1課を繰り返し聞きながら洗濯物を干し、インドのスラムで音楽プロジェクトをやりたい、という音楽…

あとがき

淡路島でのミーティングを終えて、京都に戻る。収穫大。次回は、いよいよインドネシアからGardika Gigih PradiptaとWelly Hendratmokoの二人を招聘する「瓦の音楽」国際交流プロジェクト。10月2日と3日には、コンサートも予定している。京都に戻り、晶文…

瓦の音楽、新展開

台風はコースをそれたようで、淡路島はほとんど雨も降らず。関東の方が大変らしい。南あわじ市の産業文化センターへ行く。瓦の展示コーナーが新しくなり、そこに瓦楽器も展示されている。行くと、子どもが瓦楽器を鳴らしていた。「瓦の音楽」が、どんどん町…

瓦の音楽ー国際交流企画

淡路島にやって来ました。今月28日から、インドネシアの若手作曲家ギギーとウェリーの二人が来日し、舞踊家の佐久間新さん、パーカッショニスト/作曲家のやぶくみこさんを加えた5人で、瓦の音楽を探求します。(10月2日には津井で、3日には洲本でコ…

音楽の未来を作曲する

本日は、鍼灸の日です。体調整えました。晶文社より近々刊行予定の「音楽の未来を作曲する」の校正作業をしております。来月には発売になる予定です。写真ページもPDFで届いて、チェック中。あとがきを作文中。もうすぐ完成です。

鳥取のモヤモヤとワクワク

鳥取のワクワクした人々と語り合いました。皆さん、本当に面白いし、ワクワクしていて、しかも、モヤモヤしています。モヤモヤしながら、いろいろ考えています。この土地が、日本の政治の中心でも、経済の中心でもない、どちらかと言えば辺境の土地だと、他…

小鳥たちのための鳥取

ジョン・ケージの誕生日です。ケージというカゴから小鳥たちが飛び出すのか?ケージの「小鳥たちのために」という本がありますが、今日は鳥取へ。鳥取芸住祭の打ち合わせ。鳥取のワクワクしている人々と語り合う時間は貴重です。

砂連尾さんと

砂連尾理さんと打ち合わせ。来年度、共同で行うプロジェクトの件で。昨年の「砂連尾÷野村誠」は、ソロダンスでしたが、是非、群舞をやって欲しいな、と思っています。 夜は、京都芸大の学生+卒業生による演奏会に出かける。高橋悠治、戸島美喜夫、林光とい…

世界の庄内音楽祭、打ち合わせ

大阪音大にて、「世界の庄内音楽祭」と「世界の庄内音楽ワークショップ」の打ち合わせをしました。大阪音大の井口淳子先生、豊中市、日本センチュリー交響楽団、REKというNPOでの共同企画です。「世界の」なので、色々な国籍の人々が混じり合う場であり、西…

ぷりぷりぷりぷりばー

午前中に、高槻のコメルナにて、障害のある方々との音楽セッション。打楽器タイプでない人が多そうな印象なので、弦楽器(ウクレレ、ギター)など、違った種類の楽器を次回行くことがあったら持って行こうと思いました。晶文社の本、10月には出る流れで、…

天に宝を積む

ハンガリーの伝統芸能復興(ダンスハウス運動)の本を読んでおります。これが行政や大学などが主導ではなく、70年代に若者たちから自発的に起こったムーブメントで、非常に面白いです。日本に例えて言えば、東京の若者が各地の盆踊りをフィールドリサーチ…