野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

暑い夏

京都は猛暑です。まあ、毎年のことなのですが。インドネシア人は、一日に何度も水浴びをします。水を浴びると、体温がすーっと下がって気持ち良いのです。しばらくは良いのですが、また、汗が出てきます。水を浴びると、また体温が下がる。この作戦を、今年…

水曜ガムラン

今日は、京都で水曜ガムランの日。こどもガムランは、子どもが夏休みにキャンプに出かけているので、なし。しかし、ダンサーのニイユミコさんが、グアデルーペの現代美術家ジョエルさんを連れてやって来ました。グアデルーペとは、カリブ海にある国で、キュ…

御手洗祭

「千住の1010人」のメンバーを集めるためのテキストを作文するように、千住の事務局から連絡が来ておりまして、暑いですが、頑張って作文しました。そして、下鴨神社の御手洗祭で、膝まで水に浸かり、我々夫婦と、それぞれの両親の健康を祈願して、足のお札…

オクラ収穫

広島から帰って来ましたし、畑に行って来ました。オクラを収穫。初めてオクラを収穫するので、嬉しいです。トマトも順調。連日の日照りですが、雑草を根っこを残して切って、切った雑草を野菜の根元に敷いているので、草の保水力を保つ方法が、うまくいって…

京都に戻る

広島から帰って来ました。帰りの新幹線は、インドネシア人キュレーターのバルトさんと同行。ジャカルタビエンナーレのカタログをいただきました。なかなか面白いアートプロジェクトが満載です。昨日まで猛暑だったようで、庭の植木鉢の植物達が水を欲しがっ…

野村誠の音楽室@広島市現代美術館

広島市現代美術館での展示がスタートしました。子ども達が楽しそうに音を出してくれているのが、何より嬉しいです。本日、2回ライブを開催いたしました。2回とも、多くの客さんが集まり、非常に楽しく演奏することができました。このブログを読んでいると…

展示完了

展示作品の解説の文章を作文。次々に書いていく。その後、寺内作品のためのスコアの作成。これが、結構手間取り、3時間強かかる。まだ、照明のチェックや、五線布のインスタレーションや、まだやることがあるのだが、焦らずに一つずつ。ところが、寺内作品…

上下対象の文字

広島市現代美術館にて、展示の準備中。昨日までに、ほぼ80%展示が仕上がったので、あとは微調整と照明、キャプションなど。ところが、寺内大輔くんのスコアスクローラーのために新作譜面を書くことにしたので、その作曲にとりかかることに。スコアスクロ…

広島で展示中

広島で展示作業中です。「スーパーがっきやね」の瓦をもう一度、一音ずつチェックして、音の響きを確認し、鳴りが悪いところに緩衝剤を入れたり、瓦の角度を微修正したりして、音を良くする。見栄えはもちろん大切だが、やはり納得できる音が出したい。その…

スーパーがっきやね設置

早朝、京都の自宅を出発し、昼前に広島市現代美術館に到着。淡路島から到着の350枚の瓦、淡路島アートセンター(久保拓也さんを中心に)制作の台も搬送されて、設置作業。淡路島から加藤さん、岩城さん、次々に台を組み立てていく。アルバイトチームが、…

広島へ発送

淡路島にて、「スーパーがっきやね」の約300枚の瓦を梱包。「かわらフォン」の約50枚の瓦を選定し、こちらも梱包。広島に発送しました。午後は、粘土から作ったオリジナル瓦楽器の第2弾のチェック。長い太く中に空洞を作ったチャイムバー型、薄く永い…

スーパーがっきやね完成

淡路島の瓦学院にやって来ました。8m、傾斜5度の台の制作が完了しています。久保拓也さんをはじめとする淡路島アートセンターの方々の頑張りが凄いです。感動。そこに瓦300枚を敷き詰めていき、その上をゴルフボールが弾んで音を出す仕掛けです。瓦をど…

ニイユミコとヤブクミコとノムラマコト

ダンサーのニイユミコさん、パーカッショニストのやぶくみこさんと、打ち合わせ。秋に即興の公演をしようと構想中。 ニイユミコ と ヤブクミコ と ノムラマコ と

スーパーフィッシャーマン(from Bangkok)

タイのアナンと1010人の新作に関するやりとりを続けている。今朝、メールで新作「Super-Fisherman」の楽譜が届き、ストーリー、上演の手順が簡単に書かれている。約35分。10月12日のコンサートは、 1)野村誠作曲 「踊れ!ベートーヴェン」(1996) 2…

ことばのはじまり

ディディエ・ガラスの公演「ことばのはじまり」の公演会場である津の三重県文化会館まで、行って来ました。三重、日帰り敢行。「ことばのはじまり」ホームページができました。そして、本日より、チケット発売開始です。公演は9月ですが、、、、。http://ge…

リラックス

東京での怒濤の2日間の後、京都では畑作業。ピーマン、伏見トウガラシ、ミニトマト、インゲンを収穫。あらたに、バジル、ツルムラサキ、パプリカ、モロヘイヤなどの苗を植付け。オクラやナスが、やたらに葉っぱが大きくなっていて吃驚。雑草を刈り取って、…

千住の1010人

本日は、本当に、多忙な一日でした。ぼくは、「忙しい」のが嫌いなので、こんなことは滅多にないはずなのですが、不本意ながら忙しかった。朝から取材、会場でリハーサル後、昼も取材。14時からトーク&コンサートの後、打ち合わせ後、16時からワークショッ…

だじゃ研とマネジメント隊

東京は千住にやってきました。昨日書き終えた「千住の1010人」の譜面を持って、東京藝大千住キャンパスのスタジオAに。だじゃ研(=だじゃれ音楽研究会)のメンバーは、千住フライングオーケストラのメンバーでもある伊原さんの新作だじゃれ音楽「ドローン…

1,010人の新作、完成

いよいよ明日から千住に行くので、本日で譜面を仕上げる。 シーン1 千住宣誓 シーン2 足立市場 シーン3 パルス+3人の指揮者 シーン4 朗読+3つのオスティナート シーン5 レバさし シーン6 ドレ耳 シーン7 キャッチボール シーン8 なわとび シーン…

ソラ

大型の台風が接近中のため、打ち合わせを一件キャンセル(延期)にして、本日も1,010人のための新作の作曲に専念する。 シーン1 千住宣誓 シーン2 足立市場 シーン3 パルス+3人の指揮者 シーン4 朗読+3つのオスティナート シーン5 レファソシ シー…

1,010人の音楽を作曲中(夜はガムラン)

1,010人という編成の音楽を、作曲しております。本日は、かなり シーン1 千住宣誓 シーン2 足立市場 シーン3 パルス+3人の指揮者 シーン4 朗読+3つのオスティナート シーン5 レファソシ シーン6 ドレ耳 シーン7 キャッチボール あたりまで作曲完…

領域横断の人が出会う場について

昨日の杉原邦生くんの「ハムレット」の余韻を感じながら、「千住の1,010人」の作曲を続ける。あれだけ濃密に作り込んだものと違って、1,010人は全員で何度も練習するわけではありません。みんなが集う祝祭としての音楽であります。では、自分だったら、どん…

ハムレット

昨日の「The Work」の発表が終わったのですが、今度の日曜日に東京でのコンサート「アジアの響き」でGardika Gigih Pradiptaのピアノ曲「Kampung Halaman」を弾く予定なので、これを練習しなければいけない。久しぶりに、この曲を練習。ギギーは、本当に良い…

地味なことを丁寧に

本日が、「The Work」の本番。午前中、90分、若者達とリハーサル。お揃いの白いポロシャツになり、チームワークが素晴らしい。「ハローライフ協奏曲」の未確定な部分が、短時間の中で随分発展しました。一人一人が積極的に意見を言うし、初回のワークショ…

下鴨ジンジャー

明日の大阪駅でのコンサート。よく考えたら、こちらは作曲、監修だけでなく、出演(ピアノ弾く)するので、要練習。パート譜作成して、練習。弾きにくいところとか、色々チェックする。それから、明日の午前中のリハーサルは、3時間しなかないので、その時…

てがき

インターネットを使わない時は、Wifiの無線のスイッチをOFFにすることにした。ネットにつなぎたい時は、わざわざ無線のスイッチを入れる一手間が入ったことで、パソコンに無駄に向かう時間が減って、読書の時間が増えたようだ。高々30年前くらいに書かれた…

若者もオーケストラも「生まれ変わり中」です〜日本センチュリー交響楽団のコミュニティプログラム「The Work」

The Workについて、大阪アーツカウンシルの佐藤千晴さんが記事にして下さりました。http://www.osaka-artscouncil.jp/ja/columns-interviews/post/000055/

1,010人と人間エフェクター

トウモロコシ、ツルムラサキ、空心菜、マクワウリなどの苗をいただいたので、畑に植付けに行き、ピーマン、伏見トウガラシ、インゲンなどを収穫して帰って来る。「千住の1010人」(10月12日@足立市場)に向けて、準備中ですが、インドネシアのMemet Cha…

千住の1010秒

「千住の1,010人」(2014年10月12日@足立市場)を構想中。インドネシアのMemet Chairul Slametは、現在1010人のための新曲を作曲中。タイのAnant Narkkongは、足立市場に捧げる「Super-fisherman」のストーリーを作成中。ぼくも新曲をつくる予定。…