野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

8ヶ月の夏の終わり

今年の1月末に日本を出国し、マレーシア経由でインドネシアに行って以来、ずーっと夏の気候が続いておりました。ずーっとTシャツと草履(または下駄)の生活が続いていました。8ヶ月ぶりに、靴下を履き、靴を履き、暖かい上着を着る生活が始まり、早くも…

今日もダンサーに会う

昨日、いっぱいダンサーに会いましたが、今日はダンサーの佐久間新さんが訪ねて来たので今日もダンサーに会いました。妻は、佐久間さんと砂連尾さんのデュオダンスを見たい、と言っておりました。

ダンサーと会う日

京都芸術センターの前田珈琲で、ダンサーの砂連尾理さんと打ち合わせ。2月18、19日に横浜のSTスポットで行う野村誠「老人ホームREIMX #2 ドキュメンタリー・オペラ」の公演に砂連尾さんに出演していただくので、その打ち合わせ。お年寄りが語っている映…

Traditional Japanese Music and Musical Instruments

インドネシアに住んでいる時に、アメリカ人が書いたガムラン音楽の本をギギー君から借りて読みました。アメリカ人にはジャワ・ガムランはこう見えているのか、という点も面白かったのです。そう思った時に、ぼくは日本音楽について書かれた英語の本を一冊も…

こんな感じの日々です

現在、同時並行で、いくつかのことをやっております。1)「音まち千住の縁」というプロジェクトで、東京都足立区の北千住で、音楽プロジェクトをします。北千住は、なかなか銭湯が豊富にあるようで、一昨年、福岡で実現した「お湯の音楽会」を発展させて、…

老人ホームREMIX#2「ドキュメンタリー・オペラ」

震災復興の企画として、何ができるだろうと考えていた時に、お年寄りの戦争体験や戦後の復興の体験の言葉をドキュメントしながら、そこから、現代の日本につながるメッセージを見つけていくような、そんな作品を作りたい、と構想してスタートしたのが、老人…

不便を楽しもう!〜あいのてさんワールドミュージックフェスティバルin小金井(通称:小金井あいのてさん祭り)千秋楽

最終日、昼のコンサートは、たくさんの子どもたちが、夜のコンサートには、たくさんの大人達が、来てくれました。どこからもお金が出ないで、完全なる自主企画で進めた手づくりフェスティバルで、まさか、1年目から、ここまでやれるとは、想像以上の大成功…

素晴らしいゲストたち

いよいよ明日(19日)が最終日のフェスティバルです。最終日のリハーサル+打ち合わせをしました。大熊ワタルさんは、本当に音楽を愛している人で、リハーサル中も楽しさと幸せに溢れていて、本当に活き活きとした表情で演奏してくれます。こぐれみわぞう…

第1回、あいのてさんワールド・ミュージックフェスティバル(in小金井)2日目

本日は、緑センターで、あいのてさn3人(尾引浩志+片岡祐介+野村誠)でミニコンサート+ミニワークショップでした。ミニコンサートでは、本番直前に急に思いついた曲「みどりセンター」を一曲目に。ミニワークショップでは、ストロー笛を作って演奏したり…

9月19日、昼のチケット売切です

9月19日の昼のコンサートの前売りチケットは完売しました。当日券も発行されるかどうか分かりません。19日の夜のコンサートは、まだチケットありますので、夜のコンサートの方を是非。 詳細は、こちら http://ainotesan.kenkenpa.net/ai-note/ainotesan…

ディープなトークセッション

あいのてさんワールドミュージックフェスティバルin小金井 初日の夜、トークセッションを行いました。入場料をとってのトークセッション、そもそも人が集まるのかとか、色々不安がありましたが、非常に熱心な方々が集まって、ディープな話し合いの場が形成さ…

あいのてさんワールドミュージックフェスティバルin小金井〜ちんどんワークショップ

一日目のワークショップ、大成功でした。実行委員会が、小金井の地元を中心に地道に宣伝をしてきました。ワークショップは、すぐにいっぱいになる見込みだったのですが、何人も参加してくる見込みだった学童の子ども達がソフトボール大会などで、全く申し込…

いよいよ、あいのてさん祭り

本日より、「あいのてさん・ワールド・ミュージック・フェスティバル in 小金井」が、開始です。昨日、出演者、全員で最終リハーサルとミーティングを行いました。大熊ワタルさん+こぐれみわぞうさんの演奏が素晴らしいです。大熊さんアレンジのネパールと…

老人ホームにて

本日、NPO芸術資源開発機構の企画で、東京の上井草園で、お年寄りとの音楽の「アート・デリバリー」の講師をやりました。1時半から2時半という1時間で、おやつやバスのお迎えなど、時間が決まっている枠の中で活動しなければいけないところを、強く希望し…

北斎の肉筆画のために、北斎音楽を作曲しよう

昨年3月に、浅草のアサヒアートスクエアで、「野村誠×北斎」を開催しました。その時は、北斎漫画に描かれた「木琴、箏、尺八、胡弓」という四重奏の謎から、新しい21世紀の邦楽を想像/創造するプロジェクトで、10曲を作りました。ぼくが北斎漫画の四重…

ポータブル・コンチェルトの打ち合わせ

来年の1月21日に、神戸のXEBEC HALLにて、作曲家の近藤浩平さん、ロス・ケリーさんと、野村が新曲を書くコンサートを開催します。3人の作曲家が、ヴァイオリン協奏曲(またはヴィオラ協奏曲)を作曲します。しかし、協奏曲と言っても、バックは大編成の…

9月17日の昼のワークショップ、夜のシンポジウム

ちなみに、今週末は、東京の小金井市で、あいのてさん祭り!です。9月19日のコンサートは、昼も夜も順調に予約が入っているようで、場合によっては満席になってしまう可能性も出てきましたので、お早めにご予約下さい。コンサートは人気ですが、ワークシ…

京都でも、あいのてさんやります!

10月16日(日)に、京都のcafe Zanpano(叡電元田中駅からすぐ)にて、あいのてさん(野村誠+尾引浩志+片岡祐介)がイベント「秋の音祭り」にゲスト出演します。 18時スタート、あいのてさん、気まぐれトリオ、UOEという3バンドが出演で、前売り予…

あいのてさん・ワールド・ミュージック・フェスティバル in 小金井

9月17日〜19日、東京都小金井市にある小金井アートスポット「シャトー2F」にて、第1回 あいのてさん・ワールド・ミュージック・フェスティバル in 小金井を開催します。NHK教育テレビ「あいのて」に出演していた「あいのてさん」(=野村誠+片岡祐介…

山下残の「庭みたいなもの」という俳句たち

伊丹のAIホールにて、山下残の新作ダンス公演「庭みたいなもの」を観ました。人がその場で存在していたり、何げなく動いたりすること。または、動きたいという衝動を持つ瞬間。そんなダンスの生まれる瞬間を捕えることがダンスだと、残くんの作品を観ると思…

すずカボチャ

京大の近くに火曜日〜木曜日だけ出没する露店風八百屋「フランク・菜っぱ」は、なかなか良い野菜がいっぱいです。ここで売っていた生で食べられるカボチャを、生で食べてみたのですが、めちゃくちゃ美味しくって、びっくりしました。それから、 この本、なか…

西日本は今どうなってるのだろう?

被爆国家日本の未来について、日々、色々な方々と語り合っております。悪者探し、犯人探しをして、お前の所為だ!責任とれ!と、やりたいけど、それは虚しい。まずは、未来へのビジョンを語り合いたいわけです。東京電力とか、政府とかは、加害者でありなが…

自然エネルギーの大先輩

本日、自然エネルギーについての実践者「ソーラーのらや」てんさんこと坂上尚之さんのレクチャーを聞きました。原発反対って言うどころか、この人は、13年間、太陽光発電だけでエネルギー自給自足の生活をしてきた人です(食料も13年間自給自足されてい…

原発のなくなる未来のための作曲を始めます!

昨日と今日、二日連続、家に籠ったまま台風が通り過ぎるのを待っているのですが、全然通り過ぎません。台風さん、放射能を風に乗せて、北海道とかロシアに運んで行くことに違和感を感じて、立ち止まっているのかもしれません。この台風の影響で、放射能はど…

わいわい音頭

「わいわい音頭」がYouTubeで公開になりました。 この老人ホームでの共同作曲の経緯については、こちら老人ホームに音楽がひびく?作曲家になったお年寄り作者: 野村誠,大沢久子出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック…

寺内大輔と音楽の話をしよう

作曲家の寺内大輔くんは、広島大学大学院の専任講師に就任したそうです。広島大学から面白い人材が出てきたり、広島大学で面白い研究をする人が増えるに違いないです。その寺内くんが本を出しました。10代の読者のための音楽エッセイで、1ページずつの読…