野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アコーディオン版の「FとI」が、再演になります。

9月3日に、アコーディオンの大田智美さんが、フィンランド人のアコーディオニストのヘイディさんと、野村作品を演奏してくれます。東京です。ぼくも、出国直前ですが、聞きに行こうと思います。詳細は、こちら http://www.crossair.jp/

夏休みの宿題

8月31日というと、子どもの頃は夏休みの宿題を大慌てでやっていた日でした。大井浩明君のためのピアノ曲「6つの新しいバガテル」を作曲中です。9月23日の演奏会で初演ですが、一応、9月4日に出国してしまうので、その前に書き上げたいわけです。で…

第1回あいのてさんまつり

門仲天井ホールで「あいのてさんまつり」を開催しました。 昼のコンサートは、子どもがいっぱい。ペットボトルやレジ袋などを持参の熱心な方々もいっぱい。福岡のイベントに参加した親子が、転勤で千葉にいて、参加してくれたりもして、「千葉の習志野」と言…

あいのてさん@八王子クリエイトホール

「プールの音楽会」の余韻を感じながら、八王子にやって来ました。 「プールの音楽会」関連の新聞記事など朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0829/NGY201008290016.html 毎日新聞 http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100828ddlk23040246000c…

18分でチケットがなくなった「プールの音楽会」

「あいちトリエンナーレ」委嘱作品「プールの音楽会」を世界初演しました。予定通りの快晴。雲もほとんどなし。暑い。にも関わらず、整理券の配布が始まって、18分で定員に達したため、多くの方が来場できなかったという超人気プログラムで、2回公演とも…

「プールの音楽会」いよいよ明後日

「プールの音楽会」が、いよいよ明後日(8月28日)になりました。明日、再び名古屋入りして、プールでのリハーサルです。一体、水の中で「バタ足クインテット」は、どうなってしまうのか?ドキドキです。 http://aichitriennale.jp/blog/blog/20100821-3.…

シャンソン

大井浩明のためのピアノ曲「6つの新しいバガテル」を作曲中です。本日は、4曲目の「シャンソン」を書いています。「シャンソン」とは、歌という意味ですから、歌曲を作るわけです。で、これは、「福岡市博物館REMIX」で、話し言葉を歌とみなす映像+ピアノ…

月の光

大井浩明さんのリサイタルのためのピアノ曲「6つの新しいバガテル」作曲。6曲のタイトルは、松下眞一が構想した6つ。まったく何の脈絡もない6曲を、自分に引きつけて作曲中。昨日から今朝にかけて「アンダルシアに」を書き終える。結構、音数の多い曲に…

アンダルシアに(インドネシア→日本→スペイン)

大井浩明のための「6つの新しいバガテル」の作曲中。2曲目の「アンダルシアに」なのですが、ぼく自身は、スペインには行ったことがありません。それで、考えているうちに、「野村誠×北斎」で、「南の北斎」という曲を作ったことを思い出しました。この曲は…

フーリエ変換

今週末の「プールの音楽会」の準備。作曲は完了して、あとは、水の中でどのような演奏ができるか、の練習/アレンジと、当日の天候にかかっているのですが、まだ、出国前にやることが一つあって、9月23日の大井浩明氏のコンサートのための作曲。1年間、…

あいのてさんまつり、もあります。

8月30日、「あいのてさんまつり」@門仲天井ホール(東京) 昼の部と夜の部あります。 詳細は、こちらです。 http://ainotesan.kenkenpa.net/ai-note/ainotesan-matsuri.html 8月28日、野村誠「プールの音楽会」@冨士中学校プール(名古屋) 11:3…

らくがっき、フルート

ワタリウム美術館で、「アート一日小学校」。宮田篤+野村誠。 この絵描き歌ができました。

プールの音楽会

8月28日に名古屋で開催される野村誠「プールの音楽会」。ぼく以外に、11人の演奏者がいます。本日も、プールではなく、部屋で練習。練習風景は、こちらをご覧下さい。 http://aichitriennale.jp/blog/2010/08/22/本日の練習内容は、 13:00〜14:…

あいちトリエンナーレ「投げっぱなし」

あいちトリエンナーレが、始まります。本日は、関係者向け内覧会とレセプションなど。会場は、数カ所ありますが、まず、名古屋市美術館の展示を見に行きました。島袋道浩は、愛知県の小さな島に滞在し、漁村の中に彼が見出した美術を展示していて、これが非…

プールに行って来ました

トリエンナーレのブログに、《プールの音楽会》のリハーサル風景がアップされています。 http://aichitriennale.jp/blog/2010/08/post-28.htmlまた、会場となるプールも、こちらで見られます。 http://aichitriennale.jp/blog/2010/07/20/8月28日の「プー…

佐久間新さんのガイダンス

インドネシアに1年住む予定なので、佐久間新さんにガイダンスを受けました。9月上旬にインドネシアに旅立ちますが、月末に一時帰国します。10月は、イギリスで「ホエールトーン・オペラ」を上演しまして、11月から来年7月まで、インドネシアに住む予…

水の中で竹筒を叩く

8月28日の「プールの音楽会」(@名古屋市立富士中学校プール/あいちトリエンナーレ委嘱作品)に向けて、音の研究を続けております。本日は、竹筒を水の中で打ち鳴らす実験を行いました。これが、予想以上に面白い。どういうことか、と言いますと、竹筒…

10月のイギリスの予定

野村誠+Hugh Nankivell作曲の「ホエールトーン・オペラ」全幕上演します。こちらに詳細出ています。1週間滞在すると、ひとまず全幕見られます。10日〜17日で、デヴォンの全幕が見られますし、 15日〜22日で、デヴォンとニューカッスルを混ぜて全幕…

プールの音楽会(当日パンフ用原稿)

野村誠 「プールの音楽会」 NOMURA Makoto 《Concert in a swimming pool》野外公演の委嘱があった時、あの蒸し暑い名古屋の夏に何ができるだろうと考え、プールを思いついた。ただ、ぼく自身、プールには、あまり良い思い出がない。体育の授業の水泳は、憂…

三輪眞弘さんの新刊

こういう本が出るようです。ぼくも購入してみようと思っています。 皆さん、読んでみてください。三輪眞弘音楽藝術 全思考 一九九八-二〇一〇作者: 三輪眞弘出版社/メーカー: アルテスパブリッシング発売日: 2010/08/20メディア: 単行本 クリック: 19回この…

プールの音楽会 リハーサル

愛知芸術文化センターで行われた高校生の合同文化祭にゲスト出演(あいのてさん)した後、あいちトリエンナーレ2010の参加作品「プールの音楽会」のリハーサル。集まった演奏者は、打楽器奏者やサックス奏者など音楽家が多かったのですが、音楽は専門で…

バタ足クインテット

あいちトリエンナーレ2010の準備中。http://aichitriennale.jp/artists/performing-arts/akoto-nomura.html本日は、「バタ足クインテット」の譜面を書いておりました。これは、5コースを演奏者が、バタ足で進んでいく曲です。楽譜はビート板に貼付けて…

足で演奏する

鍵盤ハーモニカやピアノでは、足を使う場面は、ペダルを踏むとか、Stompをするとかくらいで、それほど足を使いません。しかし、今、ぼくは、「バタ足クインテット」というのを作曲中でして、布団の上に寝そべりながら(泳いでいることを想定しつつ)、足をバ…

発売中

小学校の音楽の授業で、作曲を教えることを想定して、「教育音楽小学版」に5年間連載したものが、本として音楽之友社から、発売になりました。授業がもっと楽しくなる 音楽づくりのヒント 野村誠 著 音楽之友社ジャンル: 楽譜ショップ: chuya-online価格: 2…

プールの音楽、実験中

8月28日、あいちトリエンナーレ実行委員会委嘱による野村誠の新作「プールの音楽(仮)」のための実験中。現在の予定曲目は(順不同)、 1)バタ足クインテット 2)ウォーター・ホイッスル 3)ウォーター・トガトン 4)ペットボトル・ドラミング 5)…

あいのてさん森の音楽会

アートビオトープ那須にて、あいのてさんのコンサートをしました。いやぁ、京都とは大違いなくらい涼しいし、カエルもキノコもいっぱいです。気持ちいいです。あいのてさんというのは、野村誠+尾引浩志+片岡祐介のバンドです。那須の風景のスライドショー…

プールで使いたい物たち

8月28日、名古屋市立富士中学校プールにて、プールを演奏する音楽会をやります(あいちトリエンナーレ)。で、新曲を考えているわけです。本日は、自宅のお風呂に水を入れて、実験をしました。コカコーラの1.5リットルのペットボトルを使ってプールを演…

プールに向けて

昨日、Pーブロッのコンサートが終わり、日本国内で残っているコンサートも、残すところわずかになってきました。8月は、あと、2つ作曲します。 1)8月28日に行われる「プールの音楽会(仮)」のための水の音楽 2)9月23日に行われる大井浩明氏のコ…

鍵盤ハーモニカ・オーケストラ

P-ブロッのコンサート、ご来場ありがとうございました。 そもそも、P−ブロッは、1996年に、大友良英さん、野田茂則さんらが呼びかけて立ち上げた「ミュージック・マージュ・フェスティバル」のために行った野村誠のプロジェクトでした。大友さんから、 …

音楽療法の講習会〜国立音楽大学にて

国立音大の音楽療法講座が主催する夏期講習会に(教授の阪上正巳さんに呼ばれて)ゲスト講師として呼ばれて、ワークショップをしました。2時間で、100人以上の人を対象にして、ということで、ぼくにはあり得ないくらいの超早口で、高速で話し続けました…