野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

北九州に来ました

北九州に来ました。北九州市芸術文化財団の畑間さんと明日からのワークショップと打ち合わせ。いよいよ明日から鍵盤ハーモニカで作曲のワークショップ。鍵盤ハーモニカトリオのコンサート、NHKの「ヒミツのちからんど」での鍵盤ハーモニカ番組の収録と、6月…

京都

東京から京都に引っ越しました。段ボールを開けています。

緊急会議〜樅山智子と

引っ越しの直前、作曲家の樅山智子さんと会って話をした。つい先日の日記にも書いたように、「動物との音楽」や「お湯の音楽会」などは、音楽であるにも関わらず、美術展の企画として実現していて、音楽ホールなどで、そういった企画が実現したことは皆無で…

タイトルの魔力(つづき)

ダンス作品「福岡市美術館」に向けて、タイトルのことを考えているうちに、「6つの新しいバガテル」の作曲について、考えることになりました。(昨日の日記参照ください)。この6つの小品は、既にタイトルは決まっていて、そのタイトルから、作品を作って…

タイトルの魔力〜福岡市美術館REMIXに向けて

7月4日、野村誠のピアノ作品で、遠田誠+高須賀千江子が踊るダンス公演/ピアノコンサートが、福岡市美術館で行われます。それに向けて、ピアノの練習中です。遠田誠主宰のまことクラヴは、こちらしかし、ピアノ曲「房州海岸」のダンスタイトルは「声楽家…

なんとか通る〜鍵盤ハーモニカ番組ロケ3回目

テレビ番組「ヒミツのちからんど」のロケ3回目。本日は、前回の素材をもとに野村が作曲した曲を、子どもたちに教える回。ここまでの流れは、 1)鍵盤ハーモニカの技法を、教える回 2)鍵盤ハーモニカで曲の素材づくりをする回 3)鍵盤ハーモニカのための…

カメラ割りを考える

NHKの「ヒミツのちからんど」の鍵盤ハーモニカ特集の番組のための作曲。番組用に作曲するのですが、4人の子ども+P−ブロッが演奏するのですが、テレビのために作曲する、となると、何小節ごとに、カメラが誰を撮影しているか、ということを、どうしても意識…

帰ってきたあいのてさん#5

野村誠の引っ越しを直前に控えて、あいのてさんが引っ越しの音楽をしに我が家に来ました。何で音楽をしようか、と遊び出す青のあいのてさん(尾引浩志)と黄色のあいのてさん(片岡祐介)。あまりにも、色々なもので遊ぶので、第5回は、一つの素材にせずに…

自作自演は早い

NHK「ヒミツのちからんど」の収録。4人の小学生に鍵盤ハーモニカの特訓をする番組。本日は、一緒に作曲をする。(前回の模様は、6月16日の日記を参照)。http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20100616で、作曲をし始めたら、あっという間に曲ができてし…

福岡市博物館REMIX

「野村誠の左手の法則」の7月17、18日の公演(@アジビホール)に向けて、上田謙太郎くんと映像編集。1)倉品淳子さんの演劇ワークショップを編集演劇の中に音楽を探す。台詞は、音楽だと思って聞くが、やはり言葉の意味が強く、台詞は台詞に聞こえて…

【Melodica Trio Collection 2010 〜鍵盤ハーモニカで綴る現代音楽〜】

多数のご来場ありがとうございました。アンコールでは、ジョン・ケージの「4分33秒」をやりました。 3分の曲に対して、3分以上喋るコンサートです。作曲家について、随分、大雑把な説明やトークをしているなぁ、とは思うのですが、それでも、これらの作…

ぐるぐるプレゼン@福岡市博物館

「野村誠の左手の法則」のワークショップ#3は、吉野さつきさんの「アートマネジメント講座」でした。これが、企画を考えて、それをプレゼンするワークショップなのですが、自分以外の人が書いた企画のメモを見ながら、その人になりきってプレゼンをすると…

博物館で音楽をする

福岡にやってきました。博物館で音楽をする。MuseumとMusicは同じ語源から来ているくらいですから、まぁ、遠くないのですが。しかし、博物館は、本来、音楽をする場所ではありません。今日は、閉館後の博物館で、音楽をするのです。それが、今日のワークショ…

小技弁当〜遠田誠+高須賀千江子のダンス「福岡市美術館」

7月4日に、福岡市美術館で開催するダンス公演でありピアノコンサートである「福岡市美術館REMIX」に向けて、遠田誠+高須賀千江子が、野村誠作曲の21のピアノ曲「福岡市美術館」をダンス作品化している。今日は、初めて稽古場を見に行った。21の作品は…

鍵盤ハーモニカの番組ロケ

NHKの「ヒミツのちからんど」という番組で、鍵盤ハーモニカの回で、P-ブロッが出演し、子ども達とも鍵盤ハーモニカで共演することになりました。で、子どもたちに鍵盤ハーモニカの魅力や技法を伝授する役割は、ぼくがやることに。その収録の1回目。出演の4…

帰ってきたあいのてさん#3

公開になりました。 このアドレスで見られます。 ビジネスホテルのカーテンで、撮影したものです。

現代美術でしか発表されない音楽

昨日のトークで、岡部さんにご指摘をいただき、ああ、野村誠というのは、音楽家でありながら、随分、国際展に出品しているのだなぁ、と思います。確かに、美術展の参加は多く、例えば、 1998年 どないやねん〜現代日本の創造力 (パリ国立高等美術学校美…

モモンガ・コンプレックスによる祝賀会

コンテンポラリーダンスの「モモンガ・コンプレックス」が、薮公美子と野村誠の結婚と、京都移住と、インドネシア滞在の3つをまとめたパーティーを開催してくれました。ぼくは、遅れて参加。 「皆さん、これから2ヶ月間に京都に、その後1年間にインドネシ…

【Melodica Trio Collection 2010 〜鍵盤ハーモニカで綴る現代音楽〜】

野村誠(鍵盤ハーモニカ、歌) 片岡祐介(鍵盤ハーモニカ、打楽器) 渡邉達弘(鍵盤ハーモニカ、打楽器)午後2時半開場 TORIA Gallery トリアギャラリー 東京都杉並区西荻北5-8-5 http://www.toriagallery.com/ 入場無料(投げ銭方式) 差し入れ大歓迎!(…

Culture Power

武蔵野美術大学に行って、レクチャー+岡部あおみさんによるインタビュー。岡部さんは、長くフランスに滞在されていて、ポンピドゥーセンターなどでキュレーターをされていた方ですが、10年前より武蔵野美術大学の芸術文化学科の教授をされているようです…

鍵盤ハーモニカトリオ

ヘトヘトですが、6月20日の本番に向けてのリハーサルをしました。 本当に名作ぞろいです。 6月20日の曲順を決定しました。入場無料ですし、是非、お越しください。【Melodica Trio Collection 2010 〜鍵盤ハーモニカで綴る現代音楽〜】野村誠(鍵盤ハ…

あいのてさん@阿佐ヶ谷保育園

こちらは、青のあいのてさんのいない赤と黄色によるデュオ。 二人で「イシテクノ」や「風船ワルツ」、「アラビアンストローナイト」、「カラダディスコ」などもやり、さらには、「ねえダーリン」もやりました。その他、「うどん」と「そば」でジャズをやった…

帰ってきたあいのてさん第4回の撮影

まだ、第3回が公開されていませんが、第4回の撮影をしました。まずは、近々第3回がアップされる予定です。もうしばらくお待ち下さい。

あいのてさん@しんあい保育園

あいのてさんコンサート。 保護者会主催。 普段の内容に加えて、 即興で、「しんあい保育園」を歌詞にして、歌ったりしました。

明日、武蔵野美術大学でレクチャーします

6月13日、武蔵野美術大学にて、14時〜16時 トーク(岡部あおみさんと対談)します。一般公開で、入場無料です。 是非、お越し下さい。

カジュアル現代音楽

6月20日の鍵盤ハーモニカトリオのコンサートに向けて、リハーサル。まずは、世界初演の3曲を練習。朴さんの新曲。これが、なかなか面白い。鍵盤に10本の指を置いたら、その位置で固定なのですが、前半は、3人が同じリズムで同じ指使いで演奏するので…

老人ホーム「さくら苑」にて

老人ホーム「さくら苑」に、10年以上通い続けています(その経緯については、こちらの本に詳しく書いてありますので、参照ください)。老人ホームに音楽がひびく?作曲家になったお年寄り作者: 野村誠,大沢久子出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2006/03/01メ…

鍵盤ハーモニカトリオの個人練習

鍵盤ハーモニカトリオの新曲の譜面が、2曲、別々に届きました。一つが、朴守賢さんの「カジュアル火曜日」もう一つが、橋本知久さんの「新しい人のためのファンファーレ」、ということで、6月20日のコンサートでは、Soe Tjen Marchingの「MELON」も含め…

6月の日曜日は、こんな感じになっています

本日は、広崎千里さんが遊びに来てくれ、美味しいご飯を食べたりしました。 無農薬の牧草で育った牛乳というのを飲んでみたら、すごく美味しくって驚いた。6月の予定です。 次の日曜日13日(日)武蔵野美術大学で、公開講座 Culture Power特別対談(岡部…

Fluid Piano

イギリスの作曲家/ハンマーダルシマー奏者のGeoff Smithが考案したチューニングを変えながら演奏できるピアノについて、タイのアナンから紹介してもらい、シンガポールのジョーを経由して、ようやく連絡がとれました。BBCで紹介された映像は、こちらで見ら…