野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ベエチア・ビエンナーレ

教育音楽の連載原稿を大慌てで書いて、トレヴィーゾのエンリコ宅を出る。 電車で30分でベネチアへ着き、船に乗って、ベネチア・ビエンナーレ会場に行き、ざっと雰囲気を味わって、その後ベネチアの町を観光をして、いよいよ明日の飛行機で帰国です。

イタリアでのコンサート

トレヴィーゾで、音楽院と中学校の合同主催によるコンサート。出演は、野村幸弘(映像/レクチャー)、やぶくみこ(パーカッション)、Enrico Bertelli(パーカッション),Pietro Bertelli(パーカッション),野村誠(ピアノ/鍵ハモ)。1曲目 野村誠作曲 …

電話帳セッション

1週間滞在したクレムスを後にして、イタリアのトレヴィーゾに来る。ヨーク大学の大学院生でパーカッショニストのエンリコ・ベルテリ宅に、野村幸弘、やぶくみこと行く。今回のツアーは、佐久間さんのアレンジでブダペスト(17、18)、アナンのアレンジ…

i-picnic in krems 2009

クレムスのフェスティバル「コントラステ」、いよいよ本番。ウイーンから、内橋華英、香音さん親子、アコーディオニストのグジェゴシュは来られないが、パートナーのヴィクトリア、息子のパウル、そして、グジェゴシュのアコーディオンの学生などが見に来て…

クレムス6日目

本日は、ワークショップなし。撮影の日。2年前のこの日は、丘の上で撮影をしたが、今日はドナウ川の上流からの船に乗り、船の上で即興演奏をし、映像撮影をする。Daniel Sanchezも誘ったところ、参加。i-picnicにメキシコの風も加わる。Danielは、現在、ペ…

クレムス5日目

養護学校ASOでの3回目のワークショップ。ロベルトは、やはり「Ermin du stinkst」を歌う。ペーターが、中川真さんの持っているシンバルを取り上げ、見事なリズムで叩くなど、即興の中で、良い表現が出てくる。お互いの信頼関係ができあがっていて、自然にダ…

クレムス4日目

音楽高校BORGでのワークショップ3回目。前々回やったしりとり即興メロディーを発展させて、3声の即興をやる。これは、なかなか面白いサウンドになる。見学に来たメキシコ人作曲家Danielに即席1分間ワークショップをやってもらう。そのリズムのインスピレ…

養護学校ASOでのワークショップ2回目。今日は、野外で撮影したいので、外出する。前回の「Ermin Du Stinkst」は、今日も健在だった。養護学校の先生から、子どもが「Du Stinkst(あなたは臭い)」という表現を舞台上でしたら、親が嫌がるかもしれないが、本…

音楽高校BORGでのワークショップの2回目。今日は3つのことをすることに。1)中川真によるケチャのワークショップ。 2)佐久間新による風、身体的な演奏 3)野村誠による作曲、タイの5つの声調を使って1)だが、ヨーロッパ人はケチャのリズムは苦手。…

ワークショップ1 養護学校ASOで。前回と同じメンバーと、新しいメンバーがいる。2年前に少し関係が築けているので、コミュニケーションがしやすい。途中で、大勢に馴染みにくい気分の人たち3人が別室で別グループを形成。そこで、ロベルトの歌う歌が、ア…

ペルヒトルツドルフ2日目

ペルヒトルツドルフでのワークショップ2日目。午前中は、「福岡アジア美術トリエンナーレ」でやる「お湯の音楽会」の銭湯混声合唱曲のプレリュードとして、お風呂をテーマに歌を作ることに。イギリスでの空耳作詞/作曲を発展させて、ドイツ語の歌詞を、日…

ペルヒトルツドルフの1日目

ペルヒトルツドルフでワークショップ。音楽の先生対象だが、子どもも参加。オーストリアの人々は、即興に没入するし、カオスを恐れない。午後は、楽器なしで野外で即興。さらに、佐久間新のフィジカルなワークショップを経て、野村誠の即興を作曲するワーク…

ブダペスト2日目

田舎まつりには、色々な屋台が出ていて、特設ステージでは、民俗舞踊もやっていて、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスなどで音楽。ヴィオラの演奏は完全にアコーディオンの左手で和音を弾いているような感じだった。こっちの民謡は弦楽なんだなーと思う…

ブダペストのi-picnic

ハンガリーに電車で移動。ジャワ舞踊家の佐久間新さんは、インドネシア留学時代、多くのハンガリー人と知り合ったらしい。そして、ハンガリー人はみんな変なやつらだったらしい。その友人たちを訪ねることに。ハンガリーにいるので、コミュニケーションはイ…

ウイーン着

ウイーンに着きました。佐久間新、野村幸弘、やぶくみこ、野村誠で、ひとまずホテルに一泊。明日の早朝には電車でハンガリーに移動します。

駄洒落作曲

9月5日に初演した新曲「福岡トリエンナーレ」について、野村幸弘さんに話したら、「それ、駄洒落やんか」と言われた。確かに駄洒落だ。幸弘さんによると、脳の研究では、20代までは、覚えることなどは得意だが、関係性を作ることは苦手で、30代以降は、…

i-picnic欧州ツアー

いよいよ明後日より、i-picnicでヨーロッパに行きます。16日にウイーン着 17、18日がハンガリーに撮影/セッションツアー 19、20日がペルヒトツルドルフ(オーストリア)でワークショップ 21−25日がクレムス(オーストリア)でワークショップ …

お湯の音楽会

10月31日に、福岡の大春湯で、お湯の音楽会を行います。募集の詳細などは、こちらをご覧ください。野村誠の銭湯での演奏風景(映像)も見られますよ。http://www.ft2009.org/jpn/boshu4.html

9月5日の写真

藤浩志さんのブログに9月5日の野村誠+吹奏楽団の写真がアップされていますhttp://geco.exblog.jp/8928386/

鍵盤ハーモニカ体操

9月10日の到津小学校の4年2組のワークショップでは、 「鍵盤ハーモニカ体操」を作りました。 鍵盤ハーモニカを吹きながら、体操をします。 足の運動(屈伸しながら演奏) 腕の運動(腕を伸ばしながら音を伸ばしたり、腕を曲げながら音を短く切る) 頭の…

鍵ハモ楽譜

ドイツ人の作曲家のホームページ上に、12人の作曲家の鍵ハモの楽譜がアップされています。http://renewablemusic.blogspot.com/2009/09/melodica.html http://home.snafu.de/djwolf/Melodica!/Melodica%20Anthology%20Contents.html野村誠「ベルハモまつり…

北九州で、鍵ハモ作曲ワークショップ

北九州市芸術文化財団の企画で、藤松小学校5年生と鍵ハモワークショップ午前中は、5年1組。いすとり作曲で、メロディーを作りました。それを、鍵ハモ、木琴、鉄琴、大太鼓、小太鼓、で合奏アレンジ。午後は、5年2組。やぶくみこ作曲「旅立ちの朝」をタ…

ピアノのための21の小品「福岡市美術館」

福岡市美術館での楽譜無料配布が開始されました。「コレクション/コネクション」展の会場で、野村誠作曲:ピアノのための21の小品「福岡市美術館」を無料配布しています。展示作品のすぐそばに置いてあるものが多いですが、見つけるのはちょっとオリエン…

困っています

11月28日に、野村誠+片岡祐介+渡邊達弘の3人で、都内、または東京近郊で、鍵ハモトリオのコンサートをしようと考えているのですが、会場が見つからずに、困っています。鍵ハモトリオなので、特にPAも必要ないので、カフェ、教室、お寺、ギャラリーな…

野村誠グッズ販売開始

福岡では入手が難しい野村誠関連グッズの発売を、福岡アジア美術館のミュージアムショップで開始しましたCDあいのてさん(2500円) CDしょうぎ交響曲の誕生(2500円) CDせみ(3000円) DVDズーラシアの音楽(3000円)を販売してもらっています。ぜひこの機会に…

「福岡トリエンナーレ」世界初演

高取中学校吹奏楽部と「福岡トリエンナーレ」を世界初演しました。この曲の種明かしとしては、福岡トリエンナーレ=ふく・おか・トリ・エン・ナ・アレとして、ふく=吹く おか=おかしな音 トリ=トリル エン=円を描いて演奏 ナ=名=名前を演奏=各自がト…

福岡アジア美術トリエンナーレ開幕

第4回福岡アジア美術トリエンナーレは、昨日の内覧会、開会式を経て、本日、一般公開が開始。11月23日までの2ヶ月強、開催されます。野村誠の映像作品が、会場内の4カ所で上映されています。 アジア美術館の7階のカフェにて「ドゥスンゲダレンの畦道…

映像作品展示

いよいよ明日がトリエンナーレの内覧会なので、映像の展示場所を決めました。いよいよです。

ピアノのための21の小品「福岡市美術館」

福岡市美術館の正路さんと、福岡市文化芸術財団の小島さんと打ち合わせ。9月7日の休館日に楽譜を設置して、9月8日から楽譜の無料配布が開始されます。最初の100部とか200部程度は限定で、いい紙、その後はコピー用紙などになる予定です。ご興味の…

吹奏楽部と映像撮影

高取中学校吹奏楽部のメンバーと映像撮影をしました。一人一人が「福岡トリエンナーレ」参加作家の名前でメロディーを作っているので、その名前を言ってもらって、そのフレーズを吹いてもらう、というのを撮影。これを編集して、いずれ展覧会場でも上映した…