野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

教材用のDVD

1月25日に撮影した小学校の先生向けのDVDの編集があがってきたので、それをチェックしました。 長髪の野村がワークショップをしていますが、その場で思いつきながら進めた一日の流れが、一本のDVDとなっているのは、面白いですね。こういうドキュメントも…

John Jacobsとやぶくみことガムラン

ヨーク大学のガムラングループのJohn Jacobsとやぶくみこさんとガムランで即興セッションをしました。ジョンは、14年前、ぼくがヨーク大学の大学院にいた時に、ぼくの曲の演奏にも参加した人ですが、その後、ガムランにのめり込み、この9月からガムランの…

休日

連日、移動も多く、ばてて、休日。イギリスに来て、今回初のインド料理を食べて、エネルギー充電。

Amersham Music Centreでのコンサート

午前中、ワークショップで、15人ほどのティーンエイジャー達と。ホエールトーン・オペラから「Hippo in the bath」、「Overture」、そして、「ニュー民謡」。「Hippo in the bath」は名曲ですね。6月17日のSpitalfieldで良かったのですが、またまた良か…

Bashoとのリハーサル

明日のAmersham Music Centreでのコンサートに向けてのリハーサル。ブルネル大学にて。Andrew Melvin(keyboard), Joel Bell(electric guitar), Zach MacCullough(drums)とのリハーサル。てぬき3番、4番、しばてつの「Binaire」、リゲティのmusic ricercata…

鍵ハモレクチャー/コンサートの原稿

7月8日に国際交流基金ロンドンオフィスで行われる野村誠の鍵ハモレクチャー/コンサート(ゲスト、片岡祐介、Andrew Melvin)のための原稿を、一気に書きました。今までレクチャーをするにあたって、原稿を書いて読み上げるようなことは一度もありません。…

5200人の子ども、125校の小学校のフェスティバル

Exeterで、ワークショップをしました。5200人の子どもが125校から集まって、原っぱのあちこちに設置された巨大なテントの中でワークショップなどやっていて、そこを子どもたちが回っていく、一日イベント、summer holidayと、christmas eveという2つ…

野村のいないあいのてさんのお知らせ

イギリスにいるので、ぼくは出演しませんが、京都でこんなライブあります。 2009年 7月5日(日)「あおときいろのあいのてさんと即興からめーる団が法然院にやってきたよ」 15時開演(開場14時半) 場所/法然院 入場料/前売り1500円、当日2000円 子ども(…

てぬき5番(No Notes 5)を作曲

ヨーク大学に集中講義に来ているダンカン・チャップマンに会う。2004年のバーミンガムでの「動物との音楽」の時にアシスタントをしてくれたヘレナから話を聞いたり、ヒューからも話を聞いていたようで、いろいろぼくのことも知っていた。来年、イギリス…

Departure「旅立ちの朝」

やぶくみこ作曲の鍵ハモデュオ曲を、日本に旅立つ留学生のお別れパーティーで演奏しました。 様々な国の留学生がいますが、そこでレクリエーションとしてゲームをして、そこにはファッシリテーターとかそういう人はいませんが、とても楽しい時間で、演劇ワー…

マイケル・パーソンズ”Echo Piece"

作曲家Michael Parsonsの"Echo Piece"の演奏を見に行きました。これは、高層ビル街で、金管楽器10数人が演奏し、ビルからのエコーを楽しむ音楽で、譜面を見ているわけでもないので、かなりアバウトに決まっている音楽なんだと思います。約1時間、演奏者と…

NHK「課外授業 ようこそ先輩」(2007)神戸市立舞子小学校6年3組を全盲聾者の東大の先生、福島智氏が訪れ、ワークショップをやる番組が、非常に良いから見るように、と友人からメールが来た。 http://www.youtube.com/watch?v=NI7-WhB50fE 見てみた。これは…

ロンドンのSpitalfields Summer Festivalの野外ステージでパフォーマンスをしました。ビジネス街のランチタイム(12:30〜13:30)に、昼休みを過ごす人たちがたまたま立ち寄るという環境で、観客参加型のコンサートをしようという意欲的な企画です…

ロンドンへ移動。Chris Dowdingと会う。明日のコンサートの打ち合わせ。クリスは、5年前に「ホエールトーン・オペラ」のワークショップに参加した時は、ハダスフィールド大学の大学生だった。その彼に誘われて、こういう企画があるのは、嬉しい。 クリスは…

明後日のSpitalfields Summer Festivalの演奏会のために、新曲「てぬき4番(No Notes 4)」を作曲した。この曲は、舞台上の演奏者が演奏するところと、客席の観客が演奏するところがある。舞台上の演奏者の楽譜には、途中のいくつかの小節で客席に向かって…

イギリスの公演スケジュールは、以下の予定です。17th June "WHALETONE OPERA" with audience in the market Market stall at the edge of Market Street (London) in the Spitalfields Summer Festival with Chris Dowding organised by Spitalfields Music…

日本をたち、イギリスに着きました。

低音デュオ

13日からイギリスだというのに、慌ただしい中、でも、聞いてみたくて、このコンサートに行って来ました。●低音デュオ2nd LIVE 6月11日(木)19:00〜/公園通りクラシックス 【演】松平敬(voice)、橋本晋哉(tuba) 【曲】 M.チェミツキ/Borju a reten... C.ウォ…

福岡市美術館でのワークショップ

8月18〜20日に行う福岡市美術館でのワークショップの打ち合わせ。これは、「コレクション/コネクション」という福岡市美術館開館30周年を記念した展覧会に関連して、福岡市文化芸術振興財団(あってるかな?)の企画で行う「コレクション/コネクシ…

音楽の未来を作曲する、連載13回目

晶文社のホームページに連載中のエッセイの第13回目「野外楽を作曲する」を書きました。こういう切り口で書いたことも話したこともないので、どうまとめていくか、なかなか苦労しましたが、なんとか書けました。 以下で読めますので、ぜひ、読んでみてくだ…

イギリス準備の門限ズ(2日目)

倉品淳子さんは、現在ルーマニア公演中。倉品さん以外の門限ズメンバーに、片岡祐介さんが加わって、7月のイギリス公演の準備。巨大風船に、10m鍵ハモホースの写真を公園で試しに撮影。最近、遠田誠がよくやっているという10秒間思いっきり動きまくるの…

イギリス準備の門限ズ

7月には、門限ズがイギリスに行きます。あいのてさんもイギリスへ行きます。ヒューと、キーボード・コレオグラフィーをやったり、ホエールトーン・オペラや色々なワークショップやコラボレーションをします。で、イギリス準備のために、ぼく+門限ズの遠田…

エイブルアート・オンステージ第5期報告会

エイブルアート・オンステージの第5期の報告会に行ってきた。 明治安田生命とエイブル・アート・ジャパンが共同で2004年から5年間続けてきたプロジェクトの最終年(5年目)が終わるわけですが、5年前には想像もできなかったような変化もあるし、まだ…

鍵ハモの楽譜を探している人

イギリスの作曲家Michael Parsonsと、即興演劇のBob Lockwoodのそれぞれから、同じ内容のメールが来た。鍵ハモのスコアを探している人がいると。で、その人にメールをしたところ、ドイツ人の友人が鍵ハモのスコアを探しているとのこと。 で、その人にメール…

尺八

Davidが日本で尺八を習っているので、ぼくも家で尺八を吹こうと思って、時々吹いている。昨日よりは上達した。そう言えば、Henry Cowellも尺八吹いてる写真があるなぁ、と思い、カウエルの音楽を聴く。「オスティナート・ピアニッシモ」という打楽器アンサン…

フェルドマン

昨日、David Kotlowyと会った時に、楽器屋さんにも行って楽譜を見てたのですが、彼がフェルドマンが好きなので、それにつられて、フェルドマンの楽譜を買った。だから、ピアノでぽろぽろ弾いています。そして、1月に、深谷保育園のゾウ組の園児が順番に鍵盤…

野外楽について

晶文社のホームページの連載原稿を書きかけていますが、一応テーマは、「室内楽と野外楽」。 室内楽(=Chamber Music)って言葉あるんですが、だったら「野外楽」は?って思うわけです。「野外楽」についてまとめて書いたことはないので、せっかくの機会なので…

David Kotlowyと再会

オーストラリアの作曲家/即興演奏家のDavid Kotlowyと会う。ガムランの作曲で昨年、初来日し、マルガサリに新曲を書いた。 昨年は、ぼくの委嘱で、鍵ハモトリオ「雲の模様」も作曲。 5月から、尺八を習いに来たみたいで、年内は日本にいるつもりみたいです…

さくら苑の新展開

老人ホームのさくら苑へ。1999年から通い始めて、10年たったわけです。で、新展開として、これから映像を作っていこうと思っていて、今日は、そのテストとしての日でもあった。お年寄りは、カメラの存在があることで、いろいろはりきったりすることも…

植村冒険館

ベルリンから美術家の島袋道浩くんが来て、我が家に宿泊。植村直己を記念した植村冒険館に行きたいというので、行って来た。