野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

あいのて合宿

NHK教育テレビの新番組「あいのて」のための曲づくり合宿。尾引浩志さん宅で片岡祐介さんと。14時集合だったが、前日徹夜で原稿書き+作曲をしていたためか、目が覚めたら15:50。大遅刻。目覚し時計を止めて寝てた。NHKのディレクターの高橋浩一郎さ…

カンガルー

弦楽四重奏「ズーラシア」の「カンガルー」を作曲。ワークショップ参加者Oさんの書いた通りに作曲していくのが、どんどん面白くなっていく。「カンガルー」は今日、明日で完成させたいな。3月3日と6日に時間がとれるので、3日に「命を大切に」(ユニゾ…

キッチンガムラン、エンディング曲

で、12時入りで収録は終わったのが20時すぎ。でも、荒井さんの絵が完成する瞬間に立ち合わないのはありえないと思い、最後までいる決意。尾引さんも残った。多くのスタッフがいなくなって静かになったスタジオで、荒井さんとアシスタントの人々は絵を描…

あいのて第0回収録

今日はNHKで、新番組「あいのて」の宣伝用の番組(4月1日9:00〜9:15放送)の収録などがあった。番組のアートディレクション担当の絵本作家の荒井良二さんが、番組セットにライブペインティングしていく。そのスタジオメイキングを番組にしちゃおう…

合唱曲「たぬきときつね」

朝からヴァイオリンアカデミーとのワークショップ。参加者は3人。前回は演劇を意識しての活動だったので、今日はダンスを意識しての活動。ダンスを意識してやったら、前回よりも抽象的な音になった。生田さん、矢内原さん、スタッフとの打ち合わせ。4月以…

Love Again

大河原商業高校のギター部とのワークショップ。1月に一度目のワークショップ、2月上旬には、片岡祐介さんに2度目のワークショップをしてもらい、今日が3度目。前回、片岡さんと作った曲を順におさらい。5人くらいのグループで作った「しょうぎ作曲」の曲を聴…

名前をつける

生田萬さんとの打ち合わせ。またまた、一歩前進。 明日にはニブロールの矢内原美邦さんも来る。明日には、音楽ワークショップを生田さん、矢内原さんに見てもらうことにした。 生田さんの劇のエンディングは、片岡さんが来た時に作った「ほうこうざい」とい…

シベリウス

楽譜浄書用のソフト、Sibelius2を購入したものの、マニュアルを読む暇もなく、ずっと手書きで作曲してたけど、新幹線で移動中にマニュアルを読んで、さっそく、これから書こうと思っている弦楽四重奏「ズーラシア」のエミューの曲を書き始める。一音ずつマウ…

インプロクラブ

夜は、えずこホールでのインプロクラブ。1月12日以来、1ヶ月ぶり。ただし、ぼくがいない間も、片岡祐介さんが2度に渡り来てくれて、4回もワークショップしてくれたし、小山さんによる和太鼓ワークショップもあった。そこで、これまでの1ヶ月にどんな…

船迫中吹奏楽部

今日からえずこホールへ向かう。今日は船迫中学校吹奏楽部でのワークショップ。何か曲を作ろうか、どうしようかと思いつつ、中学生たちの視線を浴びて、緊張したので、とにかく曲を作っちゃおうと考えた。えずこホールにあるものでしりとりをしてみた。リハ…

オルガンスープ

3月22日のコンサートで初演される弦楽四重奏版の「オルガンスープ」の編曲譜面(牛島安希子編曲)が届いた。「オルガンスープ」という曲は、2005年4月に横浜みなとみらいホールで行った小学生とのワークショップを素材に野村誠が作曲した曲で、7月…

新刊案内です。

「老人ホームに音楽がひびく 作曲家になったお年寄り」 野村誠・大沢久子著 晶文社 224ページ 1995円(本体1900円) 3月12日ごろ書店に並ぶようです。 プロローグ 1章 共同作曲の始まり 2章 開かれたホームーさくら苑 3章 作曲プロセス 4…

海印寺保育園で

新番組「あいのて」でやる内容のアイディアを、実際に保育園で園児に鑑賞してもらい反応を見させてもらった。副園長で音楽療法家でもある笠置英恵さんが急なお願いに対応してくれたおかげ。ありがたい。実際、園児の前でやってみると、反応は明らか。また、…

あいのて合宿

あいのてのディレクターの高橋浩一郎さんと、片岡祐介さんが、今日は我が家に宿泊。いろいろ語り合った。

テーマとなんちゃって変奏

「ズーラシア」の作曲。「テーマとなんちゃって変奏」、4つ変奏を書いた。これから、毎日、ちょっとずつ書き溜めてみよう。それと、「シロフクロウ」も譜面にした。みなとみらいホールに発送。明日、明後日あたりに、カンガルー、エミューあたりを書きたい…

飛び石プロジェクト4日目

エイブルアート・オンステージの「飛び石プロジェクト」の第1弾、Jon Palmerによるワークショップの4日目。2日目、3日目は顔を出せなかったが、最終日に顔が出せた。いい感じ。4日間にやったいろいろなエクササイズをつないで、試しに通してみたら、4…

ワニバレエ打ち合わせ

NHKで新番組の「あいのて」のミーティング。 まず、オープニングのアニメにつける音について、潮永さんと打ち合わせ。話しているうちに、手拍子でこんなリズムをやって、その後に楽器の音がして、最後に「あいにて」とタイトルコールするというのが思いつ…

ジャパスタ・クッキン

尺八+箏+十七絃(+α)の新曲「ジャパスタ・クッキン」のリハーサル。なかなかいい感じになってきました。ぼくも+αのパートをケンハモでやってみました。うーん、楽しい。世界初演は、ルーマニアになるようです。今月は、ドイツでも、ルーマニアでも、ブ…

ワニバレエ

鈴木潤さん宅で、「ワニバレエ」のレコーディング。林加奈ちゃんの歌声を多重録音。普通に歌うの、叫ぶの、奇声、など。ぼくも色んな変な声やケンハモなどを重ねました。相当、いい感じになってきた。

飛び石スタート

エイブルアート・オンステージのJon Palmerのワークショップスタート。参加者の人がいい感じでばらけていて、それぞれの人の味があっていい。ジョンも日本語を少しずつ覚える。

新幹線で

弦楽四重奏「ズーラシア」の曲、東京へ移動する新幹線の中で考えた。

ズーラシアその後

弦楽四重奏「ズーラシア」を作曲する時間がない。淡路の青年の家まで、譜面を持って行って、ワークショップの合間に部屋で考えていた。それで、一応、全体の構想は練れた。先日できた「フンボルトペンギン」の曲がまず1曲。エミューの前で行った打楽器アン…

僕たちの好きな本

今日は、京都のMedia Shopで、山下残(振付家)、島袋道浩(美術家)、野村誠(音楽家)で、トークショー「僕たちの好きな本」をやった。この日、3人が紹介した本は、今日から10日間、Media Shopで展示、販売されます。(ぼくのCD「せみ」、「しょうぎ交…

ウグイスセッション

淡路島での2泊3日を終えて、我が家には、Jon Palmer(演出家)、吉野さつき(ワークショップコーディネーター)、樅山智子(作曲家)の3人が宿泊中。樅山さんは、大好きな楠の巨木に会いに行き、ぼくと林加奈ちゃんは、ジョンとさつきちゃんと一緒に、京…

国立淡路青年の家3日目

3日目はディスカッションでした。ぼくは、そこで話しているのが居心地が悪かったのですが、ホワイトボードにずっと絵を描いている女の子がいてくれたおかげで、ぼくも黒板に落書きしようと自分の居場所を見つけました。こうやっていると、本当に居心地がい…

国立淡路青年の家2日目

淡路青年の家での2日目。今日は、すごくいっぱいのプログラムがありました。9:00〜9:15は、佐賀で演劇をやっているファミリーシアターの報告です。演劇ワークショップに参加したいけど、介護してくれる人の送り迎えなどがないと、なかなか家から出…

椅子の下をくぐる

弦楽四重奏「ズーラシア」の中の1曲「フンボルトペンギン」のスコアを書き終えてから、大慌てで荷物をまとめて、淡路島へ行く。今日から、国立淡路青年の家で、エイブルアート・オンステージの第2期の人たちが講師をつとめる2泊3日のワークショップ。ワ…

「ウマとの音楽」世界初演

野村誠作曲のアコーディオンとピアノのための「ウマとの音楽」(2005)がドイツのフォルクヴァンク音楽大学で世界初演になりました。そのことが、以下のブログにあります。 http://mie-miki.asablo.jp/blog/2006/02/08/ この作品は、イギリスのバーミン…

フンボルトペンギン

作曲に手をつけたら、すぐにフンボルトペンギンの曲ができてしまいました。「アートサーカス」のワークショップに参加した18人の子どもたちの音楽は斬新なものが多かったのですが、「ズーラシア」のワークショップに参加した6人の大人の音楽は、とにかく…

アートサーカス発送

弦楽四重奏曲第1番「アートサーカス」の譜面を発送しました。発送する前には、コピーをするわけですが、譜面が完成してから、いつコピーをするかのタイミングってあります。これで完成で送っちゃおう、という気分になったので、コピーをとって送りました。…