野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

束の間の自宅/世界のしょうない音楽ワークショップ参加者募集中

いつの間にか12月。東京での濃密な二日間が終わり、熊本に戻る。明日から沖縄なので、そのための準備。沖縄県立芸大に招かれるのは初めて。ピアノで何を弾こうかな、と色々な譜面を弾いてみたり、過去のプロジェクトの動画見せようかと、いろいろな動画を見たり。島袋道浩くんとやるトークが楽しみだなぁ。日本センチュリー交響楽団とのことをまとまって話すのもいい機会。

 

告知

ルー・ハリソンへのオマージュ》(2017)の東京初演の感動から一夜。アジアの楽器と西洋楽器の出会いが色々あって刺激を受けたイベントでした。ところで、《ルー・ハリソンへのオマージュ》は「世界のしょうない音楽祭」から生まれた曲で、今年もワークショップと音楽祭を開催します。オンラインで参加できるワークショップで、まだ定員まで余裕があるようなので、宣伝します。日本センチュリー交響楽団の西洋楽器の演奏家と、大阪音大の民族楽器の先生方が参加されて、野村が進行をします。音楽学者の井口先生がコーディネーターです。コロナになる以前は、シタールガムランや箏や三味線やヴァイオリンなどを自由に触ってもらいながら音楽をつくる稀有な企画でした。コロナの今は、zoomで非接触型で様々な楽器の魅力をリモートで味わったり、サテライト会場では楽器を触ることもできます。せっかくの機会なので、ぜひ、ご参加ください。

 

 

www.city.toyonaka.osaka.jp

 

 

Asia~音楽の脈動

コンサートプラン・クセジュ&有志作曲家11人が主催の「Asia~音楽の脈動」に招待作曲家として参加させていただき、野村作曲の《ルー・ハリソンへのオマージュ》(2017)の演奏と、インドネシア音楽に関するレクチャーもさせていただいた。若くて才能溢れる演奏家や作曲家が数多く集い、西洋クラシックの音楽家民族音楽の音楽家が集う企画で、刺激をいっぱいいただいた。感謝。

 

《終の住処》を作曲した佐藤伸輝さんは2002年生まれというからまだ10代。将棋界では2002年生まれの藤井聡太が大活躍していて、ぼくは藤井聡太の師匠である杉本昌隆八段と同年代である。藤井聡太があっという間に師匠の杉本八段を追い抜いていったように、作曲の世界にも、才能溢れる若手が出てきているのだ。佐藤さんは、美しく繊細で力強く激しい緻密で情熱的な音楽を生み出していた。こうした若い世代と同じ現場で仕事ができることは本当に嬉しい。そうした中で、今は亡きホセ・マセダやスラマット・シュクールなどと過ごした時間や感覚を、次の世代に渡していける機会になればと思い、レクチャーやレジュメも書いた。

 

ぼくの曲を演奏してくれた演奏家の方々も本当に素晴らしかった。鈴木舞さんのヴァイオリンは本当に伸びやかに歌う。その歌い回しには必要以上の冗長さはないが、決してストイックではなく音楽の悦びを全身で表すような広がりのある音だった。譜面をなぞるのではなく、譜面から膨らんでいくような生き生きとした音だった。バリガムランの4人もすごかった。濱元智行さんの生み出すグルーヴ感は彼の音楽経験の豊富さを物語る。単純な4分音符の4つ打ちでも、音の切り具合で音楽のノリが微妙に変わる。その絶妙な職人芸と民族音楽の躍動感がアンサンブル全体を支える。オーケストラでティンパニを演奏することが多い小林孝彦さんが、さすがの打楽器力で濱元さんの演奏と見事に一体化し、このグルーヴ感にうねりを生み出す。打楽器奏者でジャワガムラン奏者でもある谷口かんなさんは、ジャワガムランのボナンの奏法を応用しながら、バリガムランのレヨンを演奏することで、バリでもジャワでもない演奏をする。こうした下地の上で、現在ガムラン作品を作曲中というヴィブラフォンの達人の會田瑞樹さんが従来のガムランでは考えられないマレットの持ち方とミュートの仕方の独自奏法で演奏する。つまり、バリガムランと四者四様の距離感でアンサンブルしていた。これも、「インドネシア音楽」なのだ。こうした幅を受け入れる懐の広さがあるのが、インドネシア音楽なのだ。正解は一つではない。ぼくの楽譜、ぼくの音楽は、こうでなければならない、ではない。そこから複数の音楽に広がっていけるのだ。そして、今日5人はそのことを見事に体現してくれた。作曲家としてこれほど幸せなことはない。ブラヴィッシモ!!!!

 

Slamet Abdul Sjukurに触発された會田瑞樹さんの《The River》は、インドネシアで演奏されているかのような錯覚をするような音楽だった。それは即興的でありながら、明確な構造があり、音楽と身体が結びついていながら、それぞれの伝統に依拠しつつ現代の音楽を探っていく。會田さんは一歩一歩着実に音楽の新たな地平を切り開いていこう進んでいく稀有な音楽家だ。今日の彼の演奏、作曲、指揮、どれを見ても、小さく完成した音楽があるのではなく、さらに何かの殻を打ち破ろうとするエネルギーを持った思春期のような不完全さがある音楽の魅力がある。

 

ルー・ハリソンの本を日本語訳されている柿沼敏江さんが会場にいらして、「ルー・ハリソンが聴いたら、きっと大喜びしていたと思いますよ」と言っていただいたことは、すごく嬉しかった。ルー・ハリソンに会ったことはないが、非常に共感する作曲家だ。

 

大掛かりな企画、みなさん、本当におつかれさま。主催の佐原詩音さん、山水美樹さん、関係者の皆さん、本当にありがとう。

 

リハーサルの合間に、コントラバス奏者の近藤聖也さんとも打ち合わせができた。12月21日には、彼の企画で野村の新作《コントラバスのことば》の世界初演がある。北海道大学工学部卒業という異色の経歴を持つコントラバス奏者で、オーケストラでの演奏よりも、言葉を伴う独奏や室内楽に興味があるという個性。こちらも本当に楽しみだなー。

 

東京にてルー・ハリソンへのオマージュ

東京にやってきた。作曲家の佐原詩音さんの個人企画で、文化庁助成金を得て、数多くの演奏家と作曲家を巻き込んだ2日間の現代音楽フェスティバル。テーマはアジア。ぼくもお誘いいただき、2017年に作曲したヴァイオリンとバリガムランのための《ルー・ハリソンへのオマージュ》が東京初演になるほか、インドネシアについてのトークもする。本日は、ヴァイオリン抜きで、バリガムランのパートでのリハーサルに立ち合ったのだが、これが本当に面白かった。これまで大阪で何度か演奏されたこの作品は、バリガムランはバリガムランの専門のグループGita Kencanaのメンバーが演奏した。ところが今回は、濱元さんはバリガムラン奏者だが、谷口さんはジャワガムランの奏者で、會田さんと小林さんは打楽器奏者という混成チーム。混成チームは混成チームの面白さがあり、純粋にバリガムランを知らない人と知っている人がそれぞれの感性で野村作品に取り組んでいる。そして、皆さん楽しんで演奏していただいているのが伝わってくる。明日の本番はかなり期待できるので、超おすすめ。

 

11月30日

北とぴあ・つつじホール (東京メトロ南北線王子駅5番出口直結、JR王子駅北口徒歩2分)

<チケットお問い合わせ&公式HP> 公演入場料:一般 3,000円/学生 2,000円

チケットぴあにて発売です。 第一夜のPコードは、203636。

企画:コンサートプラン・クセジュ (代表:佐原詩音、副代表:山水美樹) https://siyyon7.wixsite.com/website

 

①アジア/ラヴェル ≪ Shéhérazade〜1.Asie〜≫Mezzo Sop.Pf.

インド音楽講座 客演:ヨシダダイキチ

カンボジア/佐藤伸輝 ≪終の住処≫二胡.Alt.Sax.Hrn.Pf.

④ネパール・チベットウイグル/佐原詩音 ≪鳥瞰する秘境 1.Pokhara 2.Larung Gar 3.Turpan≫Vn.箏.Hrn.馬頭琴.Vc.Cb.Cond.

休憩(15分)

インドネシア音楽講座 客演:野村誠

インドネシア野村誠ルー・ハリソンへのオマージュ≫Vn.Bali gamelan

⑦欧米から見たアジア像/梅本佑利 ≪电子小吃!≫Vib.

インドネシア/會田瑞樹 ≪The River≫能役者.Sitar.馬頭琴.箏.Arab&Gamelan etc Perc.Pakhawaj

インド/たかの舞俐 ≪In A Different Way≫ Sitar.Pakhawaj.Fl.Sax.Vn.Vc.Perc.Cond.

 

 

出演

シタール:ヨシダダイキチ 

能役者:清水寛二 

二胡:濱島祐貴 

馬頭琴:末留かおり 

箏:山水美樹

パカーワジ:カネコテツヤ 

アラブ・ガムラン打楽器:濱元智行 

ガムラン打楽器:谷口かんな

ホルン:近藤圭 

サクソフォン:松下洋 

メゾ・ソプラノ:山下裕賀 

フルート:丁仁愛

ヴァイオリン:鈴木舞 

ピアノ:白河俊平・佐藤伸輝 

チェロ:笹沼樹 

コントラバス:近藤聖也

打楽器:會田瑞樹・小林孝彦

 

 

 

松合、三角、島原の旅

本日は、岡本さん、草本さん、里村さんとの楽しい日曜日。干潮時だったので、干潟が美しい。永尾劔神社の満潮時には水の中にある鳥居にも、歩いて行けた。絶景。この神社、境内に土俵もあった。松合のお寿司屋さんでの地魚のみの握りをランチでいただき、クオリティの高さに感激。三角港にも行き、対岸の戸馳島を眺める。いつか行ってみたい。三角港のピラミッド型の建物にあるピアノを弾いて残響を楽しむ。子どもが螺旋状のうずまき回廊を走り回っている。その後も熊本港までドライブして、フェリーで島原に渡る。お菓子を求めて船と並走するカモメたち。島原に着く。2012年に雲仙ジオパーク会議で濃厚な1週間を過ごした思い出の土地だ。

 

2012年

5月9日 島原入り
5月10日 FMしまばら出演、市会議員の生田さんの日本庭園での演奏
5月11日 雲仙ジオパーク会議に参加(雲仙ハイキング参加など)
5月12日 島原市立第3小学校でのワークショップ(午前)、雲仙岳災害記念館でのワークショップ(午後)、湧水庵でのセッション(夜)
5月13日 島原市立第3小学校でのワークショップ(午前)、小学生、合唱団とのミニコンサート(昼)、深江小親子とのワークショップ(夜)
5月14日 ジオサイト巡り、雲仙ジオパーク会議ディナーパーティーにて成果発表
5月15日 島原発

 

その後、2016年11月に自由空間きただの20周年記念でピアノライブもしたし、ワークショップもした。5年ぶりに島原に来たのは嬉しい。普賢岳平成新山眉山など、近くで見ると懐かしい。ヒューと過ごした1週間のこと、北田さんのことなど思い出すが、今回はたった3時間の滞在。島原城に一瞬行き、湧水庭園四明荘でくつろぎ、温泉で緩んでの3時間。フェリーに乗って、熊本に戻る。

 

ということで、ホリデーは終わり充電できたので、明日からの東京遠征に備えて荷造り。

 

 

友達が近くにいたり遠くにいたり

箏曲家の友人に連絡し近況を聞く。

里村さんがhapsのトーク配信を見ている。共生とアートに関するトークに、いしいしんじさんが出ている。いしいさんの幼稚園時代の小説が50年間も保管されていて、それを画面越しだが見ることができた。ぼくの小学生時代の譜面も、我が家で保管している。小学生時代の代表作《たぬきときつね》を作曲して40年も経つのか。

大相撲の九州場所は本日が14日目。新横綱照ノ富士が全勝で優勝を決めた。

ジャーナリストの岡本晃明さん、写真家の草本利枝さんが我が家を訪ねてくれた。今週は不思議と次々に来客があった。来週は、東京と沖縄に遠征。

サクマサンサンポ/コントラバスのことば/ルー・ハリソンへのオマージュ

昨夜、我が家に宿泊された佐久間新さんと語り合い、近所を散歩し、2月の十和田市現代美術館での問題行動トリオ公演の内容とタイトルを考える。ランチの間もお茶の時間も雑談をしながらタイトルを考える。雑談は時々大きな回り道のようでもあるが、急がば回れ。ジャワの体験談などを経由しながら、気がつくとタイトル案ができた。ここから、正式タイトルを考えていきたい。

 

佐久間さんが大分に向け出発。今日は、別々に行われた野村誠作品のリハーサルの動画が送られてきていて、それを聴いてチェックする。まずは、今年の9月に作曲した《コントラバスのことば》。コントラバスの近藤聖也さん、バリトンの松平敬さん、ビオラダガンバの水野翔子さんによるリハーサル。12月21日の世界初演に向けての初合わせ。色々厄介なところも多い曲なのだが、初合わせにして、既にめちゃくちゃ面白い演奏だった。演奏について気づいた点や、こちらの意図が十分に譜面に書ききれていなかった点などを補足してメールで感想を送る。本番までにどんどん練り上げられることだろう。

 

11月30日に東京で再演される《ルー・ハリソンへのオマージュ》(2017)のリハーサル動画も届く。こちらはヴァイオリンの鈴木舞さん、バリガムランを谷口かんなさん、會田瑞樹さん、濱元智行さんによる演奏。こちらも初回のリハーサルにして、既に素晴らしく楽しいアンサンブルで、月曜日にはリハーサルに立ち会えるので超楽しみ。企画の佐原さん大掛かりなコンサートなのでマネジメント大変だと思うが、お疲れ様。

 

秋の終わり、大きなプロジェクトがあります。日本から西へ広がる東アジア…そのいくつかの音楽観を講じ、作曲家がそれぞれの題材から描いた作品を披露し、それを多様な演奏家たちが奏し融合する「現代音楽のコンサート」を企画しました。
Asia~音楽の脈動~
東アジアの音楽世界を現代の創作から紐解き、理論研究・作曲・伝統楽器からアプローチする現代音楽フェスティバル。11/30(火)、12/1(水)の二日間です。どうかぜひお越しください。
会場:北とぴあ・つつじホール
東京メトロ南北線王子駅5番出口直結、JR王子駅北口徒歩2分)
<チケットお問い合わせ&公式HP>
各公演入場料:一般 3,000円/学生 2,000円
チケットぴあにて発売です。
第一夜のPコードは、203636。第二夜のPコードは、203637です。連夜お越しくださる早期ご予約のお客様は、1000円割引となる5000円にて両日のチケットをチラシとともに郵送できますので、その場合、下記アドレスにご一報ください。 
que315710@gmail.com
企画:コンサートプラン・クセジュ
(代表:佐原詩音、副代表:山水美樹)
Talk & Composition Program
*作曲家たちは、国・地域が持つ音楽性・文化的背景からテーマを得て創作します。曲順未定。新着情報はHPやSNSで随時発表します。 
11/30(火)第一夜【インド・インドネシア音楽講座と現代の音楽
野村誠インドネシア音楽講座」
Maurice Ravel「Shéhérazade~1.Asie~」(Mezzo Sop.Pf.)
(Vn,Bali Gamelan)
梅本佑利「电子小吃!/中国」(Vib.)
會田瑞樹「The River/インドネシア
(能役者.Sitar.馬頭琴.箏.Arab&Gamelan etc Perc.Pakhawaj)
佐原詩音「新曲/ネパール・チベットウイグル
馬頭琴.箏.Hrn.Vn.Vc.Cb.)
佐藤伸輝「新曲/カンボジア」(二胡・Sax.Hrn.Pf.)
たかの舞俐「新曲/インド」(Sitar.Pakhawaj.Fl.Sax.Vn.Vc.Perc.)
12/1(水)第二夜【融合するアジアと現代の音楽
薮田翔一「闇の色/インドネシア」(Vib.箏.Java Gamelan
佐原詩音「ヨビボエン、インドネシアへいく/インドネシア」(箏.Java Gamelan.Pf.)
清水一徹「新曲/タイ」(笙.Cl.Gt.Gt.)
中村匡寿「新曲/中国」(二胡.笙.Mezzo Sop.Perc.)
木下正道「新曲/日本南西の海洋地域 沖縄~フィリピン」
(箏.箏.Hrn.Gt.Gt.)
趙世顕「新曲/朝鮮半島」(カヤグム.コムンゴ.Fl.Perc.)
佐原詩音「新曲/モンゴル」(馬頭琴)
原島拓也「新曲/ミャンマー」(Mezzo Sop.琵琶.Perc.Pf.)
今堀拓也「新曲/ベトナム」(箏.箏.十七絃
梅本佑利「新曲/日本」(能役者.Fl.Cl.Sax.Vn.Cb.Perc.)
【11/30(火)出演】
能役者:清水寛二 
二胡:濱島祐貴 
馬頭琴:末留かおり 
箏:山水美樹
パカーワジ:カネコテツヤ 
アラブ・ガムラン打楽器:濱元智行 
ガムラン打楽器:谷口かんな
ホルン:近藤圭 
サクソフォン:松下洋 
メゾ・ソプラノ:山下裕賀 
フルート:丁仁愛
ヴァイオリン:鈴木舞 
ピアノ:白河俊平・佐藤伸輝 
チェロ:笹沼樹 
コントラバス:近藤聖也
打楽器:會田瑞樹・小林孝彦
【12/1(水)出演】
能役者:清水寛二 
笙:真鍋尚之 
二胡:濱島祐貴 
馬頭琴:末留かおり 
琵琶:原島拓也
カヤグム:金オル 
コムンゴ:朴善英 
箏:山水美樹・金子展寛・木村麻耶 
ガムラン打楽器:谷口かんな
ホルン:近藤圭 
打楽器:會田瑞樹・小林孝彦 
ヴァイオリン:鈴木舞 
ピアノ:正住真智子
コントラバス:近藤聖也 
サクソフォン:松下洋 
フルート:丁仁愛 
クラリネット:福島広之
メゾ・ソプラノ:秋本悠希 
ギター:大坪純平・岡本和也 
語り:佐原詩音

 

 

 

 

 

旅芸人のいた風景/ジャワ舞踊家来たる

沖浦和光著『旅芸人のいた風景 遍歴・流浪・渡世』(文春新書)読了。昭和初期に生まれた著者の幼い頃の実体験なども交えながら、香具師テキ屋、様々な大道芸人などについて、思い入れたっぷりに書かれた本で、楽しく読んだ。穢多、非人、雑種賎民など身分制度のことなど、いろいろ印象深い本だった。

 

遍歴・流浪・渡世 旅芸人のいた風景 (文春新書) | 沖浦 和光 |本 | 通販 | Amazon

 

佐久間新さんが我が家を訪ねて来る。佐久間さんは、「四股1000」にも参加していただき、ジャワ舞踊家の観点から四股や体の使い方について数々のアドバイスを実演付きで紹介していただいた。ジャワ舞踊では、足を下ろすときに音を立てないようにする。でも、敢えて音を立てる踊りもある。などなど。いつの間にかラグビースクラムの話になったり、いろいろ学びも多かった。その後、佐久間さんと里村さんと3人で、2月の十和田市現代美術館での公演のタイトルについて話し合ったりした。問題行動マガジンにも、また記事を投稿したい。

 

mdkdm.com